2010年11月21日日曜日

ラダックはすっかり冬のよそおいです


レーより雪をかぶったストック山脈を望む。
手前の畑は冬支度として、これから耕してやわらかくしてから冬を越します。



8月以降、ブログを更新していなく失礼しました。
なんだかんだ忙しくもありましたが、9月から10月は洪水支援活動や農作業に追われたり、コンピューターを修理に出したり、ネット環境が整わなかったりで全くブログに手をつけられませんでした。
それより何より、いろいろあって、ストックの街からレーの街の郊外に部屋を借りて住むことにしたので、引越しやら何やらでバタバタしてました。これから到来する真冬の厳しさに備えてということや、Wangboの就職活動やらで、街へのアクセスがよいことが必須でもあり、色々考えまして家族3人で暮らし始めました!
ストックはとても恋しく、新しい家からも真向かいになるストックの村や、何よりストック山脈を恋焦がれるように眺めている日々です。が、やはり私も日本人。ラダックでの大家族生活に自信を持って挑んだ訳だったのですが、時には和食が食べたくもなったり、インドのチャイやラダックのバター茶が食傷ぎみになったりすると、ヘルシーなストレートティーが飲みたくもなるわけで、また、材料は持ってきてはいるが、切干大根やひじきの煮物くらいならと、作りたくてもこちらの家族は誰も食べないわけで・・・、こんな小さな欲求でも溜まればそれなりに大きくなり・・・、意外と知らぬ間にストレスとなっていたのでした。


今、そういった面ではとてもすっきりとしていて、毎日の料理や食事が楽しく、冷たい水での手洗い洗濯にも精を出し、水道はないので2階の部屋まで重い水を運んだりと、ラダック独特の営みにも日々がんばって挑んでいます。しかし、レーに自分の畑があるわけでもないし、所有する牛やロバがいるわけではないので、私もkarinも、そういった意味では物足りないことも・・・。もっとも、もう冬なので畑仕事もないのですが、乳絞りなどの家畜の世話は楽しい日課だったので残念でもあります。全てが手に入るってことはないのですね。そこは、ちょくちょくストックに帰っているのでどうにか補っていきま~す。

間借りした新しいおうちから歩いてレーのバザールまで。
郊外なので、歩くと25分くらいはかかります。Karinがいると寄り道が多くてもっとかかることも。写真ではオラウータンのぬいぐるみをもってトコトコ歩いてます。