2020年3月30日月曜日

インド全土ロックダウン中で思うこと。




インド全土でのロックダウン。こんなインドとは言え、何とかうまく行くのかなと思いきや、デリー周辺で、仕事がなくなり、貯蓄もなく、コロナ以前に食べられずに死にそうだという、周辺州からの出稼ぎ労働者が、大量に民族大移動をはじめた映像やリポートが悲しすぎる。ガツンと開始したは良いが、底辺の人は完全に置いていかれた。荷物と子ども抱えて100km以上歩いて帰るとか、いったい…。

こちらラダックはといえば、3月頭にイラン巡礼帰りの人たちから感染者が出たため、インド全体の動きよりは少し早めに対策しだしたのが良かったのかもしれない。今は陽性だった人もリカバリーし、感染者数は13人から10人に減少した。

また、イランから出国出来ないでいた1000人近いラダックの巡礼者も、ラダック唯一の国会議員(BJP)を中心とした動きで帰国してきている。もちろん隔離になるわけだが、飛行機はジャイサルメールに着陸し、そこの軍施設にいるという。

ラダックにおいて、早めに感染者が出たことは、デリー周辺で問題となっている前述の労働者の移動を、事前に食い止める形となった。というのは、毎年春が来る3月半ば、職種によってはだんだんと労働者がラダック入りする時期なのだ。だから、この人の移動を止めなければ、すぐに感染者数が跳ね上がるだろうことは簡単に予測できた。そこで、旅行者を入れないと決断した後すぐに、労働者も受け入れないようお達しが出された。また、既に入っていた労働者には検査もすると。またすごいのは、そんな労働者に国の配給品、例えば米や小麦なんかも支給してあげたのだ。少数だから出来るとはいえ、その動きの早さは賞賛したい。

ちなみに、うちもネパール人の住み込みスタッフをキャンセルした。今年で3年目になる予定だった。日本人客が大半の私たちの仕事では、日本人のインド入国が制限された時点でアウトになった。だから、お達しより以前に判断し、申し訳ないが給料を払える見込みが立たなくなってしまったと伝えた。夏の半年とはいえ困ったことだろう。

ただ、収入源が断たれたのはお互いさまになる。とはいえ、北インドのUK州との国境地帯に住む彼の自宅は、食材で買う物は塩くらいだと言うくらい、何でも採れるらしい。(ネパール人でもインドにばかりいて、90%インド人的アイデンティティの彼の言うことがどこまで本当かは不明ながら) 食うに困ることは無さそうだった。だから本当に現金のために働いている。作物だって多少売っているようだし。

いつだったか、彼はまだラダックを分かってない初期の頃、ラダックでの私たちの暮らしが、大麦やちょっとの野菜以外は、米から何からほとんど「買う」姿を見て嘆いていた。これにはちょっとイラっと来た。このラダックの環境が分からぬ外部労働者に、厳しい自然環境による暮らしを軽くディスられたのだから。もちろん、これが標高3630mでのラダック、ストック村なのだと諭してやったが、この一件含め色々考えるに、どちらが貧しくて豊かなのかよく分からなくなった。

他にも大工でうちの仕事をしてくれているビハーリーも、やはり充分に畑があって作物を育てているし、材木になったり、果樹が採れる木もそれなりにあると言っていた。つまり、彼らは地元で、現金を作れないだけなのだ。

若い頃からさんざん自問した「豊かさとは何か」。北と南のアンバランス。近年はその「後進国」とか「先進国」の位置付けさえ崩れて来たが、矛盾をたくさん抱えた現実がある。

色々踏まえてみて、今回あらわになった徒歩で帰路につく労働者の人たちの中には、田舎にさえ帰れば食べ物には困らない層も充分にいると思われる。それはちょっと救いだ。もちろん、その水準にすらない人もたくさんいるだろうから、何か救いの手が必要なのも事実なわけで。

話しをラダックに戻そう。そもそも今回のインド全土ロックダウンは、ラダックにはさほどダメージがない。もちろん経済的には世界中で置かれた状況と同じで大打撃ではあるが、食料が買えないとか、特に生鮮野菜がないという状況は、ラダックの冬では普通だからだ。つまり、12月〜4月の約4〜5ヵ月は大自然による軽い「ロックダウン」を当たり前のように、毎年過ごしている。

陸路は閉ざされ、流通が途絶え、足は飛行機のみになる。経済力があるなら避寒してラダックを出るもいいだろう。デリーに着いたら、青々とした野菜を見ては感動し、可能な限り食べて栄養をつけて帰る。もしそんな必要はないと思えば、する必要もない。ゆっくりラダックで過ごせばいいのだ。または、したくても条件が整わないなら、やはり備蓄した食料を食べて、薪ストーブを囲んで冬を越せばいい。

色々な越冬方法があるにせよ、冬に向けた備蓄は必須だ。新年のロサルには、冬の間に食べる肉を確保し、干し肉にして吊るしておく。始めはフレッシュだが2月くらいにはジャーキー状態になる。硬さは増すが圧力鍋でじっくり煮込んて柔らかくすれば充分に食べられる。常温が冷凍温度だから腐ることもない。

そんな冬支度は夏からもしている。初夏の6月くらいには、やっと耕した畑に緑が生えてくる。マスタードや蕎麦の若葉だ。これはやっと食べられる野菜として食すのはもちろんのこと、同時に乾燥させて冬に食べられるように準備する。ここでは、暖かくなったと思ったら、ちゃんと冬のことを考えているのだ。

夏には、ほうれん草やらが生えるとやはり同じようにする。他にもだんだん根菜類もできるから、収穫したら納屋で保管して越冬させる。干し草で覆っておけば凍らないから、冬の間これらを食べて過ごす。こんなだから、毎年冬支度作業が完了すると、当然ながら心が落ち着くのだ。ああ、これで何とか生きて冬が越せるなと。

実はこんな暮らし、つまり陸の孤島な人たちは世界中にたくさんいるはずで、決して少数でもないはずだから、条件が似た場所なら、その地域なりの知恵をいっぱい得られるだろう。

さて、現在もちろんレー周辺もロックダウンで、通行証がないと普通には行けなくなっている。特に、空港からレーに向かうスカルザンリンクの通りは厳格だ。もちろん町の食料品店は多少開いているが人はまばら。そちら方面に行けなくて困るとしたら、我が家の場合、シンガポール産のキッコーマンの醤油と、南インド産のコーヒー豆、さらには、ケーキ作りが趣味の娘が買いたいだろうホイップクリームを買えないくらいだろうか。これらはなくても、大事には至らない。

そもそもロックダウン以前から、とっくに売り切れた品も多い。今年は特にスリナガルロードが雪で早く閉鎖になったため、うっかりな具合にかなり多くの品がなかった。卵、トマトピューレ、牛乳(市販品)なんかもいっ時買えなかった。今はちょっとずつなら売ってくれたり。

もちろん、冬の八百屋にはジャガイモとニンジン、やけに太い大根くらいが並んでいる。そうそう、たまに、空輸された生鮮野菜が八百屋に並ぶ時もあるが、この値段は夏の3〜4倍もする。幸いにも、3月に入ると地元のグリーンハウス栽培の菜物が買えるようになるからありがたい。

一方で、唯一買える肉類のチキンは、冷凍で販売しているが、これも3月くらいには質が落ちるため買わないようになる。送電がされない時間が多い真冬を越した冷凍チキンは、やはり冷凍解凍を繰り返して質が悪くなるからだ。さらには、備蓄した根菜もだんだん終わりが近づき、干し肉だってなくなる頃だ。つまり、いよいよ3月くらいには、本格的に食が細くなり、米や麦の他には豆かジャガイモか、なんて具合になる。それでもじっと堪えて、春を待つのだ。春は必ず来るのだから。

そんな頃である。質素な食生活に耐え、農作業の準備をしていると、やっと、やっとスリナガルロードが除雪作業を終えて開通するのだ。これは、厳しい冬を越えたことに対する、最高のご褒美である。
スリナガルからは、まずは食料品を優先させて車両を送り出す。レーよりも物資が少ないカルギルも、殺伐とした雰囲気が一気に明るくなるのだろう。

今年は1月以降降雪が少なく、2月半ばからかなり気温が上がったため雪解けも進み、3月半ばには物理的な除雪作業が完了した。スリナガルロードは例年になく早く開通するはずだった。が、しかし、コロナ対応策の一環として開通を見合わせていた。野菜などの物資は必要だが、規制なく開通させれば感染者を増やしてしまう。これについては協議を重ねる、となっていた。そして数日前、やっと物資の流通を開始すると発表された。人や物をしっかり管理しながらやるという。

今回のコロナ対策とその関連で行われていることは、昨年からUT(連邦直轄地)となったラダックの自治として考えると、しっかり管理が出来ていて、ちょっと安心感を覚える。まだまだコロナには油断は禁物ながら、この春の訪れが、自然の「ロックダウン」を終わらせつつあることを素直に喜び、感染から身を守るための、政治的なロックダウンの方を、じっくり続けていきたいと思う。

2020年3月19日木曜日

ラダック、4/30まで観光客の入域を禁止。



Restriction on entry of Tourist both International and Domestic in Leh by order of the District Magistrate Leh-Ladakh till 30/04/2020.

本日、正式に決定されたのでお知らせします。
ラダックのレー支区は、4/30まで、インド人・外国人ともに、ツーリストは入れなくなりました。
残念ですが、インド全体もラダックも、感染者が増えつつあるので仕方ないです…。

4月は、写真のように杏のお花見のいい時期だったのですが…。現在、村によってはですが、ローカルの人の動き、例えばゴンパへの参拝なども遮断する動きが出てきています。
また、3・4月といえばインドやネパールからの労働者もたくさん入ってくる時期ですが、それらも受け入れない方向でして、部屋を貸さないようになどの決まりがされています。

世界中でこのような状況ではありますが、本当に早く収束に向かうことを祈るばかりですね。

また、おかれてる状況によっては、コロナはもうすぐそこまで来てる、なんて場合もあるかと思います。(こちらも、私たちの村のすぐ下の村を中心に感染者が出てますし) 感染しないようにするのももちろんですが、もはや感染してもしっかり回復しよう!と前向きに考えてみようと思います。

こんな閉塞感の中ですが、可能な限りストレスを溜めないよう、少しでも楽しいことを探してやっていきたいです。お互い頑張りましょう!!

大変な状況ですが、春らしく農業の準備を!





1週間くらいずっと天気が悪かったのですが、昨日からやっと晴れました!
春らしい天気の中、やるべきことはご近所さんも同じ、枯れ葉の掃除です。枯れ葉は立派な資源。家畜にあげたり、焼いて灰を畑にまいたりします。冬になる前にやってもいいのですが、暖かくなってからの方が楽ですね。子どもたちも3月いっぱい休校なので手伝ってくれてます。

世界中がコロナのパンデミックで大変なことになってますから、ニュースから目は離せませんし、日に日に増えていくインドの感染者数も気になります。どこでも、経済的な活動が出来なくて厳しくなってますが、もちろん私たちも、もろにその影響を受ける仕事内容です。ラダック自体も観光産業が大半を占めるため大打撃です。

でも、少し立ち止まり、すっかり経済活動ありきな暮らしをしていたことを、見直すチャンスだと思うことにしてみます。少なくとも、耕す畑があるのだから、これには感謝しなくては。いつも通り一部の食料を自給しますが、いつもより集中してやれるでしょう。

様々な状況の中で皆さんも頑張ってることかと思います。ヘコタレズニ、お互い乗り切りましょう!!




2020年3月4日水曜日

2020年 ストック グルツェシュ1日目



コロナウィルスでインドへの日本人のVISAが無効になったりしてますが、本日ストックで行われたストックグルツェシュは、一年の悪いものを捨てて浄化する儀式でもあります。
こんな事態になって神頼み的ですが、世界中に広まってきているコロナウィルスも浄化されるよう祈りたいです!! グルツェシュの精霊ラーはいつになく暴れてる感じがしました。

すぐに更新情報が出ました。


3月3日,インド政府は,イタリア,イラン,韓国,日本の国籍者に対して3月3日以前に発給されていたあらゆるビザ(通常ビザ及びe-Visa)は無効となると発表し,インドに入国する必要がある人は,最寄りのインド大使館,インド総領事館において新たなビザの申請を行う必要があるとしています。
本件措置について,インド政府は,就労ビザ等でインド国内に滞在中の邦人やその家族が出張や休暇等で一時的にインドを出国する場合についても,インドを出国した時点でビザが無効となり,インドに戻るためにはあらためて出国先国の最寄りのインド大使館,インド総領事館において新たなビザを取得し直す必要があるとしています。本件措置は,マルチビザでこれまでに複数回インドを訪問している人にも適用されるとのことです。また,現在インドを出国している人は改めてビザを取得し直す必要があるとのことです。

また,3月2日に新型コロナウイルスの感染が確認されたデリーのケースについて,報道によれば,デリー東部(Mayur Vihar地区,ノイダ近郊)に居住しているとの情報や,同人自身がHyatt Regency Hotelで食事していたとの情報があるようです。

2020年3月3日火曜日

3/3付 VISA情報更新に

●インド政府は,まだインドに入国していない日本人に対して3月3日以前に発給されていたあらゆるビザ(通常ビザ及びe-Visa)は無効となると発表しました。

●同発表によると,インドに入国する必要がある人は,最寄りのインド大使館,インド総領事館において新たなビザの申請を行う必要があるとのことです。また,2月1日以降に日本を訪問した外国人に対して発給されているビザ(通常ビザ及びe-Visa)は無効となるとのことです。

1 3月3日,インド政府は,まだインドに入国していないイタリア,イラン,韓国,日本の国籍者に対して3月3日以前に発給されているあらゆるビザ(通常ビザ及びe-Visa)は無効となると発表しました。インドに入国する必要がある人は,最寄りのインド大使館,インド総領事館において新たなビザの申請を行う必要があるとのことです。
また,インド政府は,2月1日以降に中国,イラン,イタリア,韓国,日本を訪問した外国人に対して発給されているビザ(通常ビザ及びe-Visa)は無効となると発表しました。

2 以上の他,新型コロナウイルスに関連してインド政府が実施している入国管理措置は次のとおりです。
(1)現在中国(香港,マカオ,台湾は含まない)にいる中国人及び外国人は,2月5日前に発給されたビザ(通常ビザ及びe-Visa)ではインドへの渡航は許可されず,2月6日以降に在中国インド大使館又はインド総領事館で発給されたビザを所持していない限り,入国は許可されない。
(2)中国からインドへの渡航の必要がある人は,北京のインド大使館又は上海又は広州のインド総領事館に連絡する必要がある。

3 新型コロナウイルスに関連してインド政府が実施している検疫措置は次のとおりです。
(1)中国,韓国,日本,イラン,イタリア,香港,マカオ,ベトナム,マレーシア,インドネシア,ネパール,タイ,シンガポール,台湾から到着する航空機の搭乗者に対して,入国前に発熱検査及び健康診断カード申告によるスクリーニングを実施する。
(2)スクリーニングの結果,発熱(37.22℃以上)や咳等の呼吸器症状がある場合には,停留(検疫)施設や医療機関に送られ,一定期間停留される可能性がある。
(3)これらの国から到着した渡航者は,入国後28日間,インド政府による観察対象者とされ,健康状態等について照会される場合がある。新型コロナウイルス感染者や感染の疑いのある者と接触があったと判断される場合は(疑い事例の人と機内で近くの席に座っていた場合を含む),隔離される可能性がある。

4 また,3月3日,インド保健・家庭福祉省は,アグラにおいて,6件の感染疑い事例が確認されたと発表しました。

5 在留邦人,インド旅行中もしくはインド訪問予定の皆様におかれては,引き続き最新情報の入手に努めてください。また,ご自身や周囲の人の感染予防のため以下の点にご注意下さい。
(1)アルコール系手指消毒薬または石鹸と流水による手洗いを頻繁に行う。目,鼻,口などに触れる前に手洗いをする。
(2)マスク等の確保に努め,咳やくしゃみがあるときはマスクを着用して鼻と口を覆う。マスクがない場合は,咳やくしゃみのときに口と鼻をティッシュなどで覆い,手洗いを行う。
(3)不特定多数の人と密閉された屋内で会うことを可能な限り避け,体調不良のときは外出を控える。

(各種情報が入手できるサイト)
インド保健・家庭福祉省公式ツイッター
https://twitter.com/MoHFW_INDIA
インド入国管理局ホームページ
https://boi.gov.in/
外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/
厚生労働省ホームページ:新型コロナウイルス感染症について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
首相官邸ホームページ:新型コロナウイルス感染症に備えて
http://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html
(お問い合わせ先)
在インド日本国大使館
電話:011-4610-4610(代表)
email:jpemb-cons@nd.mofa.go.jp

3/2 付 VISA情報更新

●3月2日,インド保健・家庭福祉省は,ニューデリー市内及びテランガナ州で1例ずつの新型コロナウイルス陽性事例が確認されたと発表しました。
●2月29日,インド内務省入国管理局は,イラン人及び2月1日以降にイランへの渡航歴のある外国人(同日時点でインド入国中の人を除く)の有する査証は無効となり,イラン人及び該当する外国人の入国は制限されると発表しました。

1 3月2日,インド保健・家庭福祉省は,ニューデリー市内及びテランガナ州で1例ずつの新型コロナウイルス陽性事例が確認されたと発表しました。ニューデリーのケースはイタリアへの渡航歴があるとのことです。また,テランガナ州のケースはドバイへの渡航歴があるとのことです。いずれも容態は安定しているとのことです。

2 新型コロナウイルスに関連してインド政府が実施している入国管理措置は次のとおりです。
(1)現在中国(香港,マカオ,台湾は含まない)にいる中国人及び外国人は,2月5日前に発給されたビザ(通常ビザ及びe-Visa)ではインドへの渡航は許可されず,2月6日以降に在中国インド大使館又はインド総領事館で発給されたビザを所持していない限り,入国は許可されない。中国からインドへの渡航の必要がある人は,北京のインド大使館又は上海又は広州のインド総領事館に連絡する必要がある。
(2)1月15日以降に中国(香港,マカオ,台湾は含まない)への渡航歴がある外国人のインドへの入国は,空路,海路,陸路を問わず許可されない。
(3)査証に関するこれらの制限は,中国から到着する航空機の中国国籍や外国籍の搭乗員には適用されない。
(4)従来,日本人及び韓国人向けに提供されてきたVisa on Arrivalのサービスを2月27日から一時的に停止する。また,e-Visaサービスについても,日本,韓国,イラン,イタリア国籍の申請者による新規の申請を受け付けない。今後,インドへの渡航のために査証を申請する場合は,東京のインド大使館又は大阪のインド総領事館等,各国のインド大使館・総領事館の窓口で申請する必要がある。(ただし,インド政府は,既に発給されているe-Visaは有効であり,e-Visaシステムを通じて既に発給されているETA(Electronic Travel Authorization)についても有効と説明している。)

3 同じく新型コロナウイルスに関連してインド政府が実施している検疫措置は次のとおりです。
(1)国内21空港等において,中国,香港,シンガポール,タイ,韓国,日本,マレーシア,インドネシア,ベトナム,ネパールから到着する航空機の搭乗者に対して,入国前に発熱検査及び健康診断カード申告によるスクリーニングを実施する。
(2)スクリーニングの結果,発熱(37.22℃以上)や咳等の呼吸器症状がある場合には,停留(検疫)施設や医療機関に送られ,一定期間停留される可能性がある。
(3)これらの国から到着した渡航者は,入国後28日間,インド政府による観察対象者とされ,健康状態等について照会される場合がある。新型コロナウイルス感染者や感染の疑いのある者と接触があったと判断される場合は(疑い事例の人と機内で近くの席に座っていた場合を含む),隔離される可能性がある。
(4)韓国,イラン,イタリアからの渡航者及び2月10日以降に韓国,イラン,イタリアへの渡航歴がある人は,インド到着後に14日間にわたり停留される可能性がある。

4 以上の措置に加え,2月29日,インド政府は,イラン人及び2月1日以降にイランへの渡航歴のある外国人(同日時点でインド入国中の人を除く)の有する査証は無効となり,イラン人及び該当する外国人の入国は制限されると発表しました。
 また,同発表では,やむを得ない事情でインドへ渡航する必要がある上述に該当する外国人は,各国のインド大使館または総領事館において新たな査証を申請することができるとされています。

5 在留邦人,インド旅行中もしくはインド訪問予定の皆様におかれては,引き続き最新情報の入手に努めてください。また,不要不急の用務のない限り,中国への渡航を控えるとともに,ご自身や周囲の人の感染予防のため以下の点にご注意下さい。
(1)アルコール系手指消毒薬または石鹸と流水による手洗いを頻繁に行う。目,鼻,口などに触れる前に手洗いをする。
(2)マスク等の確保に努め,咳やくしゃみがあるときはマスクを着用して鼻と口を覆う。マスクがない場合は,咳やくしゃみのときに口と鼻をティッシュなどで覆い,手洗いを行う。
(3)不特定多数の人と密閉された屋内で会うことを可能な限り避け,体調不良のときは外出を控える。

(各種情報が入手できるサイト)
インド保健・家庭福祉省公式ツイッター
https://twitter.com/MoHFW_INDIA
インド入国管理局ホームページ
https://boi.gov.in/
外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/
厚生労働省ホームページ:新型コロナウイルス感染症について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
首相官邸ホームページ:新型コロナウイルス感染症に備えて
http://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html
(お問い合わせ先)
在インド日本国大使館
電話:011-4610-4610(代表)
email:jpemb-cons@nd.mofa.go.jp

2020年2月29日土曜日

2020-21冬季のお祭り、残すはあと2つ!



VISA情報更新されました。

●2月27日から日本国籍者による新規のe-Visaの申請ができなくなっていますが,インド政府によると,既に発給されているe-Visaは有効であり,e-Visaシステムを通じて既に発給されているETA(Electronic Travel Authorization)についても有効とのことです。
 今後,インドへの渡航のために査証を申請する場合は,東京のインド大使館又は大阪のインド総領事館等,その他各国のインド大使館・総領事館に申請して下さい。

2020年2月28日金曜日

インド、日本人向け一部のVISA発行を一時停止。

以下の内容が、2020年2月27日付で在インド日本国大使館から発表になりました。全く発行されない訳ではなく、書面発行のVISAは問題ないとのことです。

--------


●2月27日,インド内務省入国管理局は,日本人及び韓国人向けのVisa on Arrivalのサービスを一時的に停止すると発表しました。また,e-Visaサービスについても,日本,韓国,イラン,イタリア国籍の申請者による申請ができなくなっています。

1 インド内務省入国管理局によりますと,現時点でのインドにおける新型コロナウイルスにかかる入国制限措置は以下のとおりです。
(1)現在中国(香港,マカオ,台湾は含まない)にいる中国人及び外国人は,2月5日前に発給されたビザ(通常ビザ及びe-Visa)ではインドへの渡航は許可されず,2月6日以降に在中国インド大使館又はインド総領事館で発給されたビザを所持していない限り,入国は許可されない。インドへの渡航の必要がある人は,北京のインド大使館又は上海又は広州のインド総領事館に連絡する必要がある。
(2)1月15日以降に中国(香港,マカオ,台湾は含まない)への渡航歴がある外国人のインドへの入国は,空路,海路,陸路を問わず許可されない。
(3)査証に関するこれらの制限は,中国から到着する航空機の中国国籍や外国籍の搭乗員には適用されない。

2 インド保健・家庭福祉省は,現在,国内21空港等において,中国,香港,シンガポール,タイ,韓国,日本,マレーシア,インドネシア,ベトナム,ネパール(カトマンズ)から到着する航空機の搭乗者に対して,発熱検査及び健康診断カード申告によるスクリーニングを実施しており,スクリーニングの概要は次のとおりとなっています。
(1)発熱(37.22℃以上)や咳,体の痛みや呼吸器症状がある場合,停留(検疫)施設や医療機関に送られる可能性がある。
(2)発熱等の症状がない場合には,通常どおり入国することができる。
(3)新型コロナウイルス感染者やその疑いのある者との接触があったと判断される場合には,インド政府により観察対象者とされ,後日,健康状態等についての照会がある場合がある。

3 2月26日,インド保健・家庭福祉省は,韓国,イラン,イタリアからのインドへの渡航者及び2月10日以降に韓国,イラン,イタリアへの渡航歴がある人は,インド到着後に14日間にわたり停留される可能性がある旨発表しました。

4 2月27日,インド内務省入国管理局は,日本人及び韓国人向けのVisa on Arrivalのサービスを一時的に停止すると発表しました。また,e-Visaサービスについても,日本,韓国,イラン,イタリア国籍の申請者による申請ができなくなっています。
 インド内務省入国管理局担当者の説明によると,既に発給済みのe-Visaは有効とのことです。また,27日に到着する日本人についてはVisa on Arrivalのサービスは提供されるとのことです。

5 在留邦人,インド旅行中もしくはインド訪問予定の皆様におかれては,引き続き最新情報の入手に努めてください。また,不要不急の用務のない限り,中国への渡航を控えるとともに,ご自身や周囲の人の感染予防のため以下の点にご注意下さい。
(1)アルコール系手指消毒薬または石鹸と流水による手洗いを頻繁に行う。目,鼻,口などに触れる前に手洗いをする。
(2)マスク等の確保に努め,咳やくしゃみがあるときはマスクを着用して鼻と口を覆う。マスクがない場合は,咳やくしゃみのときに口と鼻をティッシュなどで覆い,手洗いを行う。
(3)不特定多数の人と密閉された屋内で会うことを可能な限り避け,体調不良のときは外出を控える。

(各種情報が入手できるサイト)
インド保健・家庭福祉省公式ツイッター
https://twitter.com/MoHFW_INDIA
インド入国管理局ホームページ
https://boi.gov.in/
外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/
厚生労働省ホームページ:新型コロナウイルス感染症について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
首相官邸ホームページ:新型コロナウイルス感染症に備えて
http://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html
(お問い合わせ先)
在インド日本国大使館
電話:011-4610-4610(代表)
email:jpemb-cons@nd.mofa.go.jp

春の到来、スケートリンク終了が寂しい…!





Our skate rink got melt in mid Feb...😣

春はもうすぐそこに!
って嬉しいはずが、今年は寂しくて仕方ありません…。残念ながら、我が家のスケートリンクは2/20くらいを境に、もう氷が溶け始めてしまいました😭

子どもたちのみならず、親の私たちもスケート、アイスホッケーをしてましたから、まさに四十の手習いって感じですが、これが楽しかったー‼️

正直なところ、何もない冬に毎日のようにスケート、アイスホッケーができて、ストレス解消、体力作り、技術の向上を目指す前向きな日々が、本当に楽しかったのです…!でも、もうこれが出来ない…😂

ちなみに、ここ10年間くらいで言えば、例年通りに春がやってきました。去年は3月になってやっと春を感じたくらい寒かったですし、5、6月には気温が上がらず農作物の出来が悪かったので、今年はそういうことにはならないで済むのかな、というメリットは感じてます。

とはいえ、こんなにも喪失感があるということは、初めてにも関わらず、自作スケートリンクプロジェクトは大成功だったということ。また来年にむけての課題も見えてきてるので生かしていきたいです。

寒さをくれた冬よ、ありがとう。
水をくれた井戸よ、ありがとう。
そして、
アイスホッケーの道具を寄付をしてくれた方々、本当にありがとうございました!
この条件が整わなかったら、寒すぎて何もやる気がしなかったし、生産性も下がる冬を楽しめなかったでしょう。改めて感謝します😄


2020年2月21日金曜日

にゃむしゃんハウスの自作スケートリンク!



Homemade Skate rink in Nyamshan house front yard.

今年は我が家の畑をスケートリンクにすべく、ワンボが頑張りました!
実はラダック在住10年目にして、やっと自宅に井戸を掘りました。ボタンひとつ押せばポンプで水が引き上げられ、ガッツリ出てくる暮らし。水確保が大変な冬が、これで本当に楽になりました。つまり、川に水を汲みに行く必要がなくなって、特にすぐ汚す子どもの服の洗濯などが、大いに楽になりました。

とはいえ、停電も常にありますから、電気がないと使えないし、そもそも電気があっても、ストック村上部は常に電力が弱く、電圧調整するマシンをかませないとなかなか出ません。一度は砂がつまったらしく、修理にも来てもらいました。紆余曲折して、今はどうにか安定して使えるように。

水を無駄にはしたくないですが、この砂づまりにならないよう、毎日1時間くらい水を出せとのこと。元々、スケートリンクを作りたく掘ったのも半分ありましたが、好都合な理由も後押しして、12月に入って水をちょこちょこ入れてきました。その甲斐あって日に日によいリンクは状態に。

昨年募集したアイスホッケーの裾野を広げるべく、スケート靴などの寄付ですが、ちょっとだけ手元に届きました。スケートシューズや、わずかですが、スティックも。はじめは親戚や近所の子どもたちくらいからでも、スケートを楽しんでもらえたらなぁと。寒すぎて辛いと思ってしまう冬、少しでもプラスになるように!

もちろん、大人の私たちだって、 寒さゆえの運動不足を解消、ストレスを解消、四十の手習いって具合に、この歳で娘に習いながらアイスホッケーを練習する日々です。夫婦ともにフットサルやサッカー経験者なので、何となくゲームの方向性はわかりますが、スケート技術、スティックさばきなどは、あまりに素人感が出まくってますね、はい。笑   

ただ、もう春はすぐそこまで来ているので、氷が溶けるのも時間の問題。あともう少しだけ、溶けないでくれと願いつつ頑張ります!

Team Nyamshan Junior with coach Yangchan😉😁