これで、まずは食料などの物資を運ぶ車が通行を許可されると聞きます。
ちなみに、毎年冬には必ず何かの在庫がなくなり手に入らなくなることがあります。
例えば過去にあったのは、ほうき、マッチ、トマトピューレなどなど。
笑ってしまいますが、無ければないで困るものでして…。
今年というか、今、ラダックでは卵がバザールで手に入りません。普通なら、賞味期限なんて気にしないとばかりに何か月ものの卵が冬には販売されているのですが…。
ちなみに、そんな卵は悪くなっているものも中には出てきますが、そうでないものが多く、この天然冷蔵庫状態の冬のラダックでの保管は有効なようで、卵でお腹を壊すことはありません。笑
野菜はいつものごとく、あまりありません。3.4月にはレー近郊のビニールハウス栽培の葉物が出てくるのでありがたいですが、あと店先に並んでいるのは、大根、玉ねぎ、じゃがいもくらいです。
では何を食べているかと言えば、小麦や米の他は、豆類やじゃがいも、または肉類、乾燥させた野菜を食べて過ごしているわけで、食は非常に細くなります。
ですので、スリナガルロードさえ開通してくれれば、一気に野菜が届きます!それはまるで、気後れするような光景でして、季節感なくインドの夏が届くといった感じです。
スリナガルロードは、何メートルも積もった雪を除雪機で削るというか、掘るように道を作ります。インド軍の軍事的な目的があって、軍がしてくれるわけですが、これはラダック市民にとってもありがたいことです。
明日開通すると、店頭にはいつ野菜が並ぶのでしょうか。本当に待ち遠しいです!
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