2014年12月15日月曜日

冬支度のメイン、ゾ肉35kgを保存!!


ラダックのお正月、ロサルの前の大切な準備のひとつがこのお肉の確保です。今年はストックで実家とのシェアでなく、ルンバク村の親戚と4家族で一頭のゾをシェアしましたが、場所が離れているので、解体してから数日後に手元に届きました。
本当はジンチェンまで車で取りに行く予定でしたが、雪のため自力で行くのは断念。親戚の若い子に頼んだところ、身体の大きな男二人が自分の肩に袋を乗せて重そうに運んできました!
そんなにか、とやはり量の多さに圧倒されましたが、これからラダックにつながる陸路は全て閉鎖。流通していたありがたい野菜は手に入らなくなります。そんなラダックですので肉は貴重な食料です。手持ちの体重計で測ったところ、26kg!しかし解体してから数日後ですので随分乾いてるので、実際は35kgはあったんじゃないかと叔父は言ってます。それにしても見事な肉。4月末のスリナガル・ロード開通まで持つでしょうか。


叔父とワンボで更に小さく切って乾燥保存する作業をしました。ノコギリまで使わないとなかなか切れません。骨も切ってますので。
頭以外は上手に満遍なく分けてくれてるねと叔父。レバー含め内蔵もあり、腸もホース状でありました。内蔵はきれいにするため、少し茹でて洗います。よーく洗わないと結構汚いは汚いです。だって消化してる腸ですから(^^;; 


これだけあれば、厳しい冬でも生きて行ける気がしてきました!

他にも冬支度として保存食をいくつか作りました。また追って紹介しますね。いよいよ明日はガルダン・ナムチョットという行事です。その一週間後はお正月のロサルです。その前に、ついそこまで来ている厳しい冬に対する備えができて一安心です。そして、私たちのために捧げられた命に感謝しながらいただきたいと思います。



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