レーの町のメインバザール。毎年2.3月頃に開催されるドスモチェの二日目は、一日目よりは人出が少ないと言ってましたが、それでも人、人、人です。私たちは、赤ちゃん連れでもあるので、砂埃の舞うこの人ごみのメインバザールを長く歩く気もせず、自分たちのオフィスに避難して、上から見ることにしました。
仏教的な行事ですので、レーパレスのすぐ下にあるゴンパで仮面舞踏が行なわれ、厄除け的な意味合いのあるストルマの儀式が行なわれます。
が、そこから出発した仮面を被った僧侶たちや、ストルマそのものが運ばれてくる以外は、写真のようにメインバザールはほぼ、安売りマーケット祭か、ギャンブル パークみたいなものになっています。写真の一番手前、白いテーブルみたいな所に集まる人たちが分かるでしょうか。カードゲームをしている人だかりが、ずっと続いています。男性しかいませんが、それはもうすごい人だかりです。
正直、大きくて有名なゴンパで行なわれる仮面舞踏のチャム、神降ろしの行事があったとしても、会場となるゴンパの下や脇では、必ずこのギャンブル広場が繰り広げられているのです。それはまさに、俗世間と神聖な世界のコントラスト。しいていえば、これこそがリアルな世界というべきでしょうか。
午後2時過ぎ、一通り儀式などを終えた僧侶たちや仮面を被った僧侶、厄除けのストルマの一行がいよいよメインバザールに来ました!
さすがにそれらに手を合わせる人たちがラインを作り始めたのですが、カードゲームをしている人たちの手は止まりません。汗
一行を全く無視して、ゲームをしている人たちの姿…。場合によっては仏教徒でないか、或いは一行に価値を求めない人たちか…。ちょっとびっくりもしましたが、まあ、そんなのも現実です。悪いとかいいとか、簡単に言えるものでもないですね。
今年は、私たちはゴンパまで行けませんでしたので、どんな儀式が行なわれているか知りたい方は、このブログにも2011年の3月に行なわれたドスモチェリポートがありますので、ご参考にして下さいね。
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