この年末年始に厳冬のラダックへ来られ、ヘミスシュクパチャン村でのお祭り(儀式)を体験されたお客様に、先日のトークイベントにて実際に行った感想を語って頂きました。許可を頂きましたのでブログでも紹介いたします。また、以前に頂いていたその旅のレビューも続きます。
--------20代・男性--------
「このお祭りは、観客に見せるためのお祭りではなく、自分たちのためにやるお祭りなんだと思います。」
商業用や観光客を呼び込むなど外部からの視線を意識したものでなく、自分たちが本当に大切にして根付いているもの(信仰や伝統、人との繋がりなど)、そうした内なるものに向いているお祭りだなと感じました。ちょっと曖昧ですが ”自分たちのために・・・” とはそういったことを指しました。それと自分は多分今までこのような外の眼を意識していな行事を見たことがありませんでした。なのであの場所にいれたこと自体、そこで貴重な体験できたことが嬉しく、新鮮で楽しかったです!
--------20代・男性--------
「このお祭りは、観客に見せるためのお祭りではなく、
商業用や観光客を呼び込むなど外部からの視線を意識したものでな
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(旅のレビュー)
まず最初に、今回の旅では直前までプランが決まらず、そして現地でも更にプランが変わり・・・色々ご迷惑おかけ致しました。お陰で行きたかったパンゴンツォ湖と、ヘミス・シュクパチャンでの新年のお祭りを見ることが出来ました!今回大きな見どころになったこの2つについて簡単に感想を書かさせて頂きます。
*パンゴンツォ湖*
最初は行くのを諦めていましたが、凍っていないとの情報を得て急遽プラン変更。道中の景色は素晴らしく、迫り来るような山々やその麓に点々としている村を眺めながらのドライブ。標高約5300mの峠を超えてからは雪化粧をして景色の表情がガラリと変わりました。それなので全然飽きません。また私は運良く野生のロバや有名な野鳥を見ることが出来ました!
パンゴンツォ湖はとても蒼く澄んでおり、近くにあるほんのり橙色の山とのコントラストも相まって非常に綺麗でした!しかも全然凍っていませんでした!冬の時期だけあってかこの時訪れていた観光客は自分一人。パンゴンツォ湖を独り占めでした(笑)これは冬ならでは。夏では観光客がごった返してこうはいかないかも。天候に恵まれたのもラッキーでした!
それと一つ今回の体験からのアドバイスを。長時間ドライブに酔い止めは必須と感じました。私は高山病は大して苦労しませんでしたが、パンゴンツォ湖に限っては道中の車酔いとのコンビネーションでかなりやられました。標高が高くなるにつれ、舗装されていない道路をくねくね走る道が増えますので、乗り物酔いに不安がある方は準備されたほうがいいかと思います。
*ヘミス・シュクパチャン*
チベット暦での新年のお祭りが幸運にも旅の日程と重なり、見学しに行くことが出来ました。向かう途中ではザンスカール川とインダス川の合流地点があり、色の違う川が合わさっていく様は絶景です!ここでの道中の景色も私にとっては絶景でした。今までに見たことがない間近に見える岩と砂の山々や、そこにある村々を見るだけでなんだかすごいなぁと感激しきりでした(笑)
お祭りは伝統的な衣装に身を纏った人たちらが、太鼓の音と共に踊るというものでした。観光化とは無縁そうに見える村の、伝統的な行事が催されているその場所にいられたこと、それ自体が私には非常に貴重で得難い体験でした!ちなみに、お祭りは昼と夜で別々の出し物がありました。夜はかなり冷えます。私は足の先がかなり冷えました。足用ホッカイロがあるといいかなと思います。
あともう一つ、景色やお祭りと同じくらいに感動したのは、ラダックの人々の優しさでした。凍った道を渡るのに手を差し伸べてくれたり、タクシーで道に迷えば同席して案内してくれたり。みなさん笑顔でジュレー!少なくとも、自分が出会った人たちはみな素敵でした。
おそらくこういうことは景色やイベントとは違ってガイドブックには載らないし、例えば電化製品のようにカタログスペックで表されるものでもないでしょう。でも、これこそがラダックの大きな魅力の一つではないかと思います。体験しないと分からない。だから興味を持たれた方は是非ラダックへ足を運んでみて下さい!私もまた行きたいです!
最初は一人で適当に色々回る時間をもっと取るつもりでした。でも色々とガイドしていただき、一人では到底知り得なかったことを知れたり、一人では行くことができない場所に行けたりすることが出来ました!おかげ様で今回の旅、非常に有意義に過ごすことが出来ました!色々とどうもありがとうございました!
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こちらこそ、ラダックでの旅から日本でのイベントまで、たくさんお世話になり、ありがとうございました。ぜひ、また夏のラダックにも行ってみたいというご希望をかなえに来てくださいね。(池田)
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