2012年4月12日木曜日

大森でのイベントも無事終了しました。

 そして翌日8日、NPO法人として活動している「子ども交流センター」にお邪魔してじっくり写真をお見せしながらラダックでの暮らしを中心にお話させて頂きました。
小学生の子どもから大人まで親子で20名くらいが参加してくださり、子どもにも分かるように説明しつつ、大人の方々にも満足して頂く話をするという、素晴らしく難しい内容に取り組ませて頂いたのですが、なんとか成功に終わりました!

前半で写真を使ってのお話をしている時も、場が既に地域のつながりのなかで機能していますので、みなある程度知った関係だったりして、すごく気楽に質問してくださったりと初っ端から発表者と聞く人の関係が作りやすく楽しくできました。

そして、後半はどんなに盛り上がったかと言うと、ラダックで主食として食べられている「コラック」という炒った大麦粉をこねてそのまま食べる食事を、実際に子どもたちと一緒にこねてこねて作って見たことです!!

ワンボがまず見本を見せました。器に、飲むヨーグルトを入れて、そこに日本もその昔は一般的に食べられていた「麦こがし」の粉と砂糖を入れて混ぜ、ひたすら手で捏ねるのです。捏ねたそれをそのまま食べるというもので今回は甘いお菓子風バージョンなのですが、子どもたちは粘土遊び感覚ですごく楽しんでやってくれて、子どもたちを見ていたら、ああ、私たちもすごく楽し~!という気持ちになりました。いいですねえ、こういう異国の珍しいごはんを体験するって。どんなに貴重で素晴らしい体験でしょう。

また、前日のイベントでは販売していたラダックのウールや靴などを、暮らしでいつも作っている手作り品ということで紹介しました。販売ではなく暮らしのなかにある物として見ていただきました。作っている風景を写真で見て頂いたので、実際に手にして触って、とても興味深く見て頂けました。


こういう地域での活動ってやっぱりいいな~って思いました。私も20代はずっと南インドの先住民族に関わるの国際協力グループで、東京や川崎を中心に10年以上活動していたのですが、それもまさにこんな感じだったのでいろいろ思い出しましたし、今は特にラダックという、これまた日本とは異なる世界をきかっけに人とつながったり、はじめて知ってくださった人々の心に何かをもたらすという活動、大切にしていきたいと思いました。

最後になりますが、さすが長年こういった講座やイベントをたくさんやっている「子ども交流センター」ならではの段取りやシリーズ企画にいつもすごいなあって思っています。実は、呼んで頂いたり一緒に講座企画するのは3回目なのですが、またも企画してくれた友人に感謝です。そうそう、せっかく娘のかりんも連れて行ったのに、移動中に寝てしまい全く寝て過ごしたのが残念でした。次回は一緒に参加してもらいたいです!

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