2011年4月16日土曜日

最近のラダック時事・ニュース

私が最近気になったラダックでの出来事を勝手にピックアップしてお伝えします。
もし、ニュースの詳細が知りたい方はネットなどで更に検索してお確かめください。

【ニュース・1】
昨年の集中豪雨・洪水の被害が大きかったレーのバス・スタンドにこんなボードが立てられていました。
「マネ・ツェリン・エリアは人々の所有地所には
安全でないと宣言されました
建設、修理復元は認められません
不法侵入は法律に従って起訴されます」
英語力がないので正しく翻訳できませんが、こんなニュアンスの内容です。レーの自治体管理局のような機関が立てたもので、ボードの後ろは見ての通り囲まれてます。
私は、これを見て安心したのが本音です。どう考えても、また集中豪雨に襲われたらとても安全には思えないような場所です。公式に建設を禁止され注意が必要な場所となれば、危険を回避するための助力となると思います。

ボードが立てられたバス・スタンドの上は今も集中豪雨で破壊されたまま残っています

バス・スタンドすぐ脇の長屋商店だった所はテントのみで営業続行中

【ニュース・2】
ジャンムー・カシミール州のスリナガルで、ラダック人の警察官がテロリスト逮捕時に殉職しました。4/7、レーのバザールに行くと全ての店が閉まっていました。正直言って、バザールの突然のクローズはよくあることなのですが、今回は何のために?と思っていたところ、このニュースが耳に入ってきました。警察官はニェー出身のまだ結婚したばかりの若い男性だったそうです。レーの空港にご遺体が着いた時にセレモニーが行われ、その状況がラダックの地元テレビ「NATIONAL・LEH」で放送されました。私の知人の親戚だったので、泣き崩れたその知人が映っていて胸が締め付けられました。非常にショッキングなニュースでした。


【ニュース・3】
スリナガルからの陸路開通に向けて、数メートルにも積もった雪を除雪車で削って道が作られている映像が同じく「NATIONAL・LEH」で放送されていました。何も知らない私は5月ごろ雪が自然に解けるのだと思っていました!インドの軍隊がその技術を駆使して、雪の中を正しく道を探り当て、除雪車で道を作っているのだそうです。ラダックに早い段階で物資が届くのは、こういった人々の努力のおかげだったのですね。

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