技術がないので美味しそうな写真は撮れませんが、 中身に肉を入れないベジタリアンのモモでも充分美味しい~!! |
これがモモの具です。何が入っていると思いますか~? |
3人でモモ作り。かりんも大好きな作業です。 具を作る、皮の小麦を練る、モモを形成する、蒸す、 この4段階がモモ作りの作業。 |
モモといえばチベット風のいわゆる餃子のことです。ラダック語では本当はモクモクと言いますが、チベット語のモモが外の世界で多く使われているので同じように使ってます。
モモはもちろん肉があってこそ旨味があって美味しくなるのですが、ベジタリアン風でも充分おいしくできます。この際なので、そのレシピをを教えてしまいましょう!これは、ストックの家で作っているやり方のアレンジバージョンです。
さて、ベジ・モモを美味しくする秘訣は、野菜のほかに入れる「パニール」です。パニールとはヒンディー語で言うところのカッテージチーズのこと。これでなんとも言えないコクが出せます。
また、もうひとつ欠かせないのが大豆を加工した「ソヤビーン・ボール」。これは乾燥させて硬くなって売っているものをお湯で戻して使います。インドなどでもベジタリアン料理には欠かせないアイテムの一つで、食感もさることながら味の染み込み具合などが良く、肉なしでも肉を感じさせてくれるものなのです。
その他の野菜は、にんにく、しょうが、玉ねぎ、にんじん、キャベツor菜もの(これは乾燥させたラダックのものも適します)をみじん切りにして入れます。マッシュルーム(フレッシュor缶詰)をいれるのもいいです。
これらを、カレーを作る要領でにんにく、しょうが、玉ねぎから炒めはじめ、最終的にターメリックを抜いたスパイスで味付けし、塩もしっかり振って味を調えて具とします。
別の流れで作っておいた皮を、ステンレスのコップなどで丸くかたどり形成します。
形成ですが、これもラダックには3種類ほどあります。写真のはそのうちの2種類です。ひとつは日本と全く同じ形ですね。もう一つはちょっとシュウマイに似た感じもします。私はこれを覚えてからはこればっかり作っています。この形を作るのすごく面白いんです。もう一つはまだ私はマスターしておりません・・・。いずれはできるように挑戦したいと思います。
そして、蒸します。ラダックでは蒸すのが主流です。ちなみに焼いてみたら、標高のせいでどうしても火の通りが悪く、上手にいきませんでした。残念。
こうして、モモの出来上がりです!
パニールが手に入らない場合は、チーズなどで代用しても大丈夫そうですね。ソヤビーン・ボールも凍み豆腐などでも大丈夫かもしれません。
ラダック風モクモク。どうぞ、みなさんもお試しくださいませ。
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