先日、「ラダック民族衣装」として、ちょこっとだけ紹介しましたがその続きです。
ラダックでは、子どもが誕生したことを祝い、Ldun(ドゥン)という盛大なパーティーが開かれます。村中、もしくは村外でもあらゆる親戚、友人が参列して、ものすごいたくさんの人が行き来します。
でもこれ、子どもが生まれてすぐするものではなく、色々なころあいを見て、例えば2~3歳と大きくなってからでも行われるのです。実際、結婚式たるものも、結婚後何年かたってから開いたりもします。日本人としてはちょっと不思議な時間の流れですが、ここではそんな自由な感覚?があります。
さて、実際に11月に開かれた近い親戚のドゥンの写真をアップします。
近親者であればあるほど着飾って参列するのですが、私の場合、オケージョン用なんて時々しかないからと後回しにして、それほど衣装はそろっていなかったのですが、親戚の女の子が面倒を見てくれたおかげで、ラダッキー女子らしく着飾るにいたりました。
何せ、ストックではすっかり知られた「日本人妻」となりましたので・・・(苦笑)、それに恥じぬよう、こちらの民族衣装を着て、そして伝統の踊りを見よう見まねで踊ったりしなければなりません。
人々の「あの日本人、ちゃんと踊れるのか~?」という視線を痛いほど浴びながら頑張りました。
後日、村の女性たちに会うと、「すごく良く踊れてたわよ!」とか声をかけてくれました。お世辞だとは思いますが、正直、ちょっと安心しました。
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女性はワンボの従兄弟ディスキット。男性は旦那様のナムギャル。
彼女の次女のお祝いです。
ディスキットの衣装は光沢のある生地で作られたコースと言うもの。
前開きで、下に太目のパンツを履く。腰でスケラックというベルトを縛る。
パンツとシャツとベルトと肩にかけるショールの4つを同色や同生地にするのがメジャー。
ちなみに、このコースは既婚者が着るものです。
胸にはラダックで取れる純金で作られたペンダント。
これ、金だけにけっこう高価なものです。 |
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右からディスキットのお母さん、お父さん、ワンボ、
ディスキットとワンボの叔母さん。
お母さんのラダッキー帽子がかわいい。 |
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私も見よう見まねの伝統の踊りで頑張ってます。(左)
中央の女性が衣装の面倒を見てくれたドール。
彼女はとってもおしゃれが大好き。 |
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カタクスを肩からかけて、その両端を掴みながら踊る。
とってもスローなステップですが、リズムの裏を取るような
ステップなのでとっても難しい・・・。
正直、みんな踊りたがりで、昼も夜もずっと踊り続けます。
一曲ごとにメンバーが変わるのですが、先頭に立った人がリーダーとなり、
その人の家族や親戚などがその後に続きます。
そして、リーダーは踊り終わると楽隊にお金をあげるという仕来たりになっています。 |
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右の女の子がドゥンの主役のチョドゥン3歳。主役と知ってか知らずにか、
ちょっとご機嫌斜めで、ドレスアップしていなかったのが残念。
左はじろっと見つめる花凛です。 |