2023年5月25日木曜日

定番!絶景、パンゴン・ツォツアー!

NEO-LADAKHおすすめツアー 

※以下、タクシーチャーター代のみ
1台に4〜5名様乗車可能ですので、シェア(頭割り)して頂けます。宿泊費別途。

🌱絶景 日帰りパンゴン・ツォ
INR. 16,300- (トヨタ Innova 1台分)
ストック村〜ティクセゴンパ(朝の勤行見学)〜チャンラ峠5300m〜パンゴン・ツォ湖畔ルクン〜ストック村戻り

🍀 絶景 1泊2日 パンゴン・ツォ
INR. 18,200- (トヨタ Innova 1台分)
ストック村〜ティクセゴンパ(朝の勤行見学)〜チャンラ峠5300m〜パンゴン・ツォ湖畔メラック村泊
翌日、チェムレゴンパ見学〜ストック村戻り

🌼下ラダック・絶景ドライブで行くゴンパ巡り(ラダック着後2日目が最適)
ストック村〜アルチゴンパ〜ラマユルゴンパ〜レーバザール散策〜ストック村戻り
INR. 13,000- (トヨタ Innova 1台分)



🍀私たちがオススメするツアー例

The Nyamshan houseに泊まりながら"初めてのラダック"満喫ツアー!

「絶景ドライブで行くゴンパ巡り+日帰りパンゴン・ツォ  〜定番3泊4日コース〜」

1日目 デリー〜レー 空港お迎え 
高所順応日 。にゃむしゃんにてゆっくり過ごしながら、ラダックのイロハをお話しします。
★The Nyamshan house 泊

2日目 下ラダック・絶景ドライブで行くゴンパ巡り
ストック村〜アルチゴンパ〜ラマユルゴンパ〜レーバザール散策〜ストック村
★The Nyamshan house 泊

3日目 日帰りパンゴン・ツォ  5300mのチャンラ峠を越えて天空の湖へ
★The Nyamshan house 泊

4日目   レー〜デリー 空港お送り
※どうしてもお仕事を休めない方は早朝便で出勤も可能!



【The Nyamshan house  -Organic & Eco Farmstay-】

お一人様一泊 INR. 4,000(3食とコーヒーやお茶、おやつ付き) ベジ、ノンベジ対応可能
(お子様 1〜5歳無料、6〜11歳 INR 500、12歳以上は大人料金)

《メニュー例》ラダックの郷土料理/和食家庭料理/自家製ナポリピザ/自家栽培の蕎麦粉のガレット/RiSMETベーカリーのサワードーカンパーニュブレッド/プレミアム食パン/自家栽培のオーガニック新鮮野菜サラダetc...



【RiSMET -Farmer’s artisanal bakery- 】
自家栽培の大麦、小麦、蕎麦などをミックスしたサワードーカンパーニュブレッドを、滞在中に食べて頂くほか、お土産用に注文販売しています。焼くまでに2日かかりますので、前もってご注文ください。


⚫︎レーの町やその他の場所で、自信をもってオススメできる高級〜お手頃なホテルやリゾート、ホームステイも手配しています。

⚫︎このツアー以外の観光スポットや宿泊についても、もちろん手配させて頂きますのでお気軽にご相談ください。


🔹私たちについて

スタンジン ワンボ
 (ラダック、ストック村出身)
オーガニックファーマー。旅行代理店NEO-LADAKH代表。登山・観光のガイドもする。言語は、日本語、英語、ヒンディー語が堪能。自宅を解放したThe Nyamshan house  -Organic & Eco Farmstay- のオーナーで、自らキッチンに立ち腕をふるう。ラダック人初の天然酵母ルヴァンを使った手作りパン職人でもある。伝統的なラダックの農を受け継ぎ、オーガニックの大麦、小麦、蕎麦をはじめ、野菜やハーブも自ら栽培し、ホームステイでのお食事やパンに使うことが喜び。手作り豆腐や納豆、味噌、うどん打ちも得意とする。日本人の夫として結婚15年。三児の父。日本には結婚をきっかけに通算4年在住。日本で働いた経験から、日本語や日本文化を理解し、様々な食の世界を広げてラダックで暮らす。趣味は木を育てること。敬虔なチベット仏教徒。


池田悦子
(神奈川県、川崎市出身)
オーガニックファーマー。旅行代理店NEO-LADAKH 旅のアドバイザー。初渡印は1996年。以降インドにのめり込み、翌97年から趣味でヒンディー語の勉強を始める。20代はライフワークとして、AP州の先住民族支援グループを有志でつくり、様々な角度からインドを学ぶ。30歳を前に絞り込んだ人生のキーワードが「インド」と「農」。密かに宿もやりたいと思っていた。 30代になってから呼ばれるように初めてのラダックへ。即日、ワンボに出会い人生が動く。これにより前述のキーワードが「インドで農」に決まり、2010年からラダック在住。念願のファーマーとなり宿も始めた。言語はヒンディー語、ラダック語が可能。趣味は寒冷地の温室で野菜やハーブを育てることとトレッキング、サッカー。

■長男のリスメット(9歳)がダウンシンドロームのため、ラダックの「障害者」雇用を目的としたベーカリー・カフェをにゃむしゃんハウス内に建設するプロジェクトを立案。”プロジェクトRiSMET”発起人。現在資金集めのクラウドファウンディング実施中。


ご予約、お問い合わせ 
LINE:Etsuko Ikeda 9419220676 (ID weyrn)
WhatsApp:Etsuko Ikeda 9419220676

Instagram:①the.nyamshan.house_neo.ladakh
② rismet_bakery_cafe
Facebook :Etsuko Ikeda
Facebookページ :The Nyamshan house 
メール:neoladakh@gmail.com 
ブログ:https://neo-ladakh.blogspot.com


皆さまに支えられて、今年で13年目の NEO-LADAKH と The Nyamshan house 。そしてコロナ禍の2021年に始めたRiSMET bakeryはやっと2年が経ちました。今回のツアーに限らず、ラダック旅行やトレッキングなどのご相談はいつでも承っております!

インドで日々奮闘されている皆さまの癒しの滞在になるよう、心を込めてご案内いたします。




2023年4月11日火曜日

杏のお花見ツアー報告

先週4/7、お花見ツアーを開催しました。それぞれにお申し込みのあった5名の方は、お互いに初めてお会いしたのですが、にゃむしゃんハウスに泊まって交流を深め、皆さん一緒に下ラダックへ!

ちなみに、今回は7歳と13歳のお子さんもいらっしゃったので、我が家の子どもたちも含めて毎日一緒に遊んでました。お子さんたちはゆっくり高所順応し、高山病の症状が重たくなることなく、お花見も楽しんでもらえました。








2023年3月11日土曜日

カンヤツェll (6200m) 登山 参加者募集‼︎



【カンヤツェll (6200m) 登山 参加者募集】
 日程 2023年8月14日~24日
 ☆ 現地ラダック集合・解散 (登山 7泊8日)
 ☆ 最小催行人数 : 2名

私たちNEO-LADAKH が自信をもってアレンジする、日本人に特化したキャラバン隊で、6000m峰に登ってみませんか!?

  
◎カンヤツェllとは

標高6200mの名峰で、ラダックではストック・カングリ(6150m) に次いで人気のある山です。ストック・カングリに比べると、中心地レー周辺からは奥地にあるため、登山日数が最低でも8日間かかります。

高所順応の観点から、登山開始はラダック入り3日目からとしますので、ラダック滞在だけでも10日間が必要です。さらに日本〜デリーの往復を、行きと帰りで2日ずつ足し、トータルで14日間あれば参加可能となります。

◎7泊8日の登山行程
            
Day 1. ストック~チョクド 車移動(1.5h)
キャラバン・トレッキング開始
チョクド~チュスキュルモ(上り2h) 
 ★テント泊4100m

Day 2. チュスキュルモ~ラルツァ(上り4~5h)
 ★テント泊 4750m

Day 3. ラルツァ~ニマリング(上り下り6~7h)
ゴンマルラ峠5280m経由 
★テント泊 4840m

Day 4. ニマリング~カンヤツェBC(3h)
さらに、高所順応のためカンヤツェHCまで歩くのもあり。
★テント泊 5050m

Day 5. 
カンヤツェBCで休息
夕食後仮眠をとり、深夜から登頂開始

Day 6.  
※深夜1時出発 
カンヤツェBC~カンヤツェHC(2.5h)
カンヤツェHC~カンヤツェ山頂6250m(7h)
※午前10時頃山頂着予定
カンヤツェ山頂~カンヤツェBC(5.5h)
※午後3時頃BC着、休息 
登頂所要時間:トータル14時間前後
★テント泊 5050m

Day 7. カンヤツェBC~ラルツァ (5h) 
ニマリング4840mとゴンマルラ峠5280m経由
★テント泊 4750m

Day 8. ラルツァ~チョクド(下り3h) 
キャラバン、トレッキング終了
チョクド~ストック 車移動(1.5h)
★にゃむしゃんハウス泊をオススメ

◎ 日本語堪能なラダック人登山ガイド‼︎

厳しくもある6000m峰登山を、安心して挑戦して頂くために、NEO-LADAKH 代表のスタンジン・ワンボが自らガイドします。私たちが自信を持って、"日本人に特化したキャラバン隊"と言えるのはこのためです。

豊富な登山ガイド経験のほか、特記すべきは以下になります。

スタンジン・ワンボのガイドでは

・日本語で丁寧にコミュニケーション
・自らも調理してキャンプでのお食事のクオリティを日本人向けに
・山ではラダックの自然、野生動物、植物をはじめ、ラダックの文化についても詳しく案内
・山頂アタック時の厳しい局面でも日本語で対応
・お客様の体調不良時こそ、これまでの登山ガイド経験をもって安全第一に、丁寧にケア
・キャラバン隊スタッフとのコミュニケーションをサポート。時に発生する異文化ギャップをできるだけ埋めるよう努めます

また、私たちNEO-LADAKHがアレンジする登山では、可能な限りラダック出身の人材を集めています。産業の少ないラダックにおいては大事なツーリズム。地元の人々がこれらの恩恵を受けられるよう、私たちも最善をつくします。

▪️スタンジン ワンボ 
 (ラダック, ストック村出身)

オーガニックファーマー。旅行代理店NEO-LADAKH代表。登山・観光のガイドもする。言語は、日本語、英語、ヒンディー語が堪能。自宅を解放した古民家ホームステイ「 にゃむしゃんハウス」のオーナーで、自らキッチンに立ち腕をふるう。

ラダック人初の、天然酵母ルヴァンを使った手作りパン職人でもある。伝統的なラダックの農を受け継ぎ、オーガニックの大麦、小麦、蕎麦をはじめ、野菜やハーブも自ら栽培し、ホームステイでのお食事やパンに使うことが喜び。手作り豆腐や納豆、味噌、うどん打ちも得意とする。

日本人の夫として結婚15年。三児の父。日本には結婚をきっかけに通算4年在住。日本で働いた経験から、日本語や日本文化を理解し、様々な食の世界を広げてラダックで暮らす。趣味は木を育てること。敬虔なチベット仏教徒。

..... ..... ..... .....

カンヤツェll 登山をご希望の方は、募集要項詳細をお伝えしますのでご連絡ください。
(担当 池田悦子)

ご予約、お問い合わせ 
メール:neoladakh@gmail.com 
LINE: Etsuko Ikeda 9419220676
WhatsApp:Etsuko Ikeda 9419220676

皆さまに支えられて、今年で13年目の「ネオ・ラダック」と「にゃむしゃんハウス」。そしてコロナ禍の2021年に始めたRiSMET bakeryはやっと2年が経ちました。

登山に限らず、ラダック旅行やトレッキングなどのご相談はいつでも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。

◇Other info◇
Instagram:etsuko_jigmet / rismet_bakery_cafe
Facebook :Etsuko Ikeda
Facebookページ :Nyamshan house 




2023年3月9日木曜日

🌸ラダックで杏のお花見ツアー🌸



RiSMETベーカリー✖️NEO-LADAKH✖️にゃむしゃんハウスのコラボ企画!!

毎年、ラダックでは4月初旬から5月初旬にかけて、各地で杏の花が咲き誇ります。杏は写真のように桜の花を思わせる薄いピンク色で、日本人の心を癒してくれること間違いなし。ぜひ、杏の花を見ながらの散歩やお花見をしに、ラダックへ足をのばしてみませんか!?

毎年恒例の杏のお花見ですが、今年はこれまでとは一味違うツアーを企画しました!なんと、私たちのRiSMETベーカリーの手作りパンを味わって頂けるランチをご用意します!!

そしてNEO-LADAKH独自のネットワークで杏前線を追いかけ、杏の花が咲いている場所にご案内するという、二足のわらじどころか、四足くらい履いている私たちでなければ出来ないコラボ企画だと自負しております!!


●2023年4月初旬〜5月初旬
恒例!ラダックで杏のお花見ツアー(日帰り)
RiSMETベーカリー✖️NEO-LADAKH✖️にゃむしゃんハウスのコラボ企画

《スペシャルランチメニュー》

❤︎スタンジン ワンボが作る、天然酵母ルヴァンを使った手作りパン

⚪︎サワードー・カンパーニュブレッド🇫🇷
 ストック村で自家栽培した蕎麦、大麦、小麦をラダック伝統の水車で自ら挽いて入れています。
⚪︎ミッシュブロット🇩🇪
 ライ麦の代わりに自家栽培の蕎麦粉を入れ、密度の高いパンに焼き上げました。薄切りしてチーズやバターと一緒に。
⚪︎プレミアム食パン🇯🇵
 乾燥地のラダックにも関わらず5〜6日間ずっとしっとりが続く絶品の食パン。
 
❤︎パンのお供にディップ各種

サワードーカンパーニュのタルティーヌをご堪能いただくために、ラダック特産のヤクチーズや杏ジャムをはじめ、各種手作りディップをご用意します。ラダックに生息するケッパー(caper)を私たちが採集して酢漬けにしたものもご堪能ください。また、まだ夏ではないため、自家栽培のお野菜は少ない時期にはなりますが、可能な限りお出しします。

❤︎ラダック郷土料理のナムトゥク
ラダックらしい一品も味わっていただきたく、酸味のきいた硬いチーズを出汁に、大麦粉でとろみをつけたスープ”ナムトゥク”を。パンに浸しても美味しくいただけます。

❤︎ラダック特産の健康ドリンクと手作りクッキー
ビタミン豊富なシーバクソーン(レーベリー)ジュース、杏ジュースのほか、チベット文化圏といえばのバター茶など。また、お酒が飲める方には手作り杏酒、麦酒チャンも。手作りオートミールクッキー/バタークッキーと一緒に。


《ツアー料金》
日帰りツアー代金 INR  6,000- (お一人様) 

※ツアー催行人数 2名様から
※レーまたはストック村で集合解散
※お花見可能な場所への往復タクシーチャーター代は別途かかります(詳細は下記)

★このツアーに含まれるもの
ツアーガイド、コック、アテンダント

スタンジン ワンボ、池田悦子の2人、またはどちらかが必ず通訳と日本語のガイド、そしてお食事の提供のために同行するスペシャルツアーです。

ラダックでのお花見は、公的な公園でするのではなく、村の中で誰かが所有している杏畑に入らせてもらうことで可能となります。その為に前もって許可をもらい、お花見に必要なものを全て依頼し、村人に対価を払って手配をしています。

村人とツーリストがお互いに気持ちよくお花見ができるように、両者をつなぐ役目を私たちが責任を持って担います。

お客様の日程に合わせて杏前線を追いかけますので、行く場所は直前でないと決められません。場所ごとのタクシーチャーター代は以下の例をご参照ください。

例1  下ラダック
ストック〜アルチゴンパ〜タクマーチック村〜(レーバザール)〜ストック
INR 15,000- (Toyota Innova 一台、4名様まで乗車可)

例2  下ラダック
ストック〜アルチゴンパ〜ティモースガン村〜(レーバザール)〜ストック
INR 13,500- (Toyota Innova 一台、4名様まで乗車可)

例3  下ラダック
ストック〜アルチゴンパ〜サスポール村〜(レーバザール)〜ストック
INR 10,000- (Toyota Innova 一台、4名様まで乗車可)

⚪︎ このツアーはラダックに到着した日には行えません。レー周辺は標高3500mですので、初日は高所順応日としまして、ラダック滞在の2日目以降から手配可能です。

⚪︎お酒について
ラダックは3000m以上の高地ですので、高山病を踏まえ、お酒はたしなむ程度を推奨します。また、お花見でのラダック滞在は最低2泊3日からを推進しますが、ご都合をご相談くださいませ。

⚪︎宿泊について
ストック村にある我が家の古民家ホームステイ「にゃむしゃんハウス」をぜひご体験ください。レー空港から車で30〜40分ほど。静かな山の麓の村です。
※宿泊費はツアー料金には含まれていません
お一人様一泊 INR. 4,000(三食とお茶おやつ付き)

またはレーの町やその他の場所で、自信をもってオススメできる高級〜お手頃なホテルやリゾートも手配しています。

⚪︎デリーやその他の地域からは、飛行機でレー空港へ。デリー〜レー間は飛行機で所要時間約1時間半です。エアチケットはご自身でご購入ください。レー空港からはお迎えのタクシーを手配します。
※タクシー代はツアー料金には含まれていません

⚪︎お花見ツアー以外の観光や宿泊についても、トータルに手配させて頂きますのでお気軽にご相談ください。


⚪︎私たちについて

スタンジン ワンボ
 (ラダック、ストック村出身)
オーガニックファーマー。旅行代理店NEO-LADAKH代表。登山・観光のガイドもする。言語は、日本語、英語、ヒンディー語が堪能。自宅を解放した古民家ホームステイ「 にゃむしゃんハウス」のオーナーで、自らキッチンに立ち腕をふるう。ラダック人初の天然酵母ルヴァンを使った手作りパン職人でもある。伝統的なラダックの農を受け継ぎ、オーガニックの大麦、小麦、蕎麦をはじめ、野菜やハーブも自ら栽培し、ホームステイでのお食事やパンに使うことが喜び。手作り豆腐や納豆、味噌、うどん打ちも得意とする。日本人の夫として結婚15年。三児の父。日本には結婚をきっかけに通算4年在住。日本で働いた経験から、日本語や日本文化を理解し、様々な食の世界を広げてラダックで暮らす。趣味は木を育てること。敬虔なチベット仏教徒。


池田悦子
(神奈川県、川崎市出身)
オーガニックファーマー。旅行代理店NEO-LADAKH 旅のアドバイザー。初渡印は1996年。以降インドにのめり込み、翌97年から趣味でヒンディー語の勉強を始める。20代はライフワークとして、AP州の先住民族支援グループを有志でつくり、様々な角度からインドを学ぶ。30歳を前に絞り込んだ人生のキーワードが「インド」と「農」。密かに宿もやりたいと思っていた。 30代になってから呼ばれるように初めてのラダックへ。即日、ワンボに出会い人生が動く。これにより前述のキーワードが「インドで農」に決まり、2010年からラダック在住。念願のファーマーとなり宿も始めた。言語はヒンディー語、ラダック語が可能。趣味は寒冷地の温室で野菜やハーブを育てることとトレッキング。

長男のリスメットがダウンシンドロームのため、ラダックの「障害者」雇用を目的としたベーカリー・カフェをにゃむしゃんハウス内に建設するプロジェクトを立案。”プロジェクトRiSMET”発起人。現在資金集めのクラウドファウンディング実施中。


●ご予約、お問い合わせ 
LINE:Etsuko Ikeda 9419220676
WhatsApp:Etsuko Ikeda 9419220676

Instagram:neo.ladakh_nyamshan.house / rismet_bakery_cafe
Facebook :Etsuko Ikeda
Facebookページ :Nyamshan house 
メール:neoladakh@gmail.com 
ブログ:https://neo-ladakh.blogspot.com


皆さまに支えられて、今年で13年目の「ネオ ラダック」と「にゃむしゃんハウス」。そしてコロナ禍の2021年に始めたRiSMET bakeryはやっと2年が経ちました。お花見に限らず、ラダック旅行やトレッキングなどのご相談はいつでも承っております。














2021年5月14日金曜日

ルッコラを収穫!パン&サラダ

Breakfast with salad at my greenhouse arugula / rocket and coriander.

グリーンハウス栽培のルッコラとコリアンダーが美味しく育ちました。ルッコラのピリっとした辛さがたまらない😋

現在入手可能、そしてロックダウン以前から買い置きしてあった野菜と合わせてサラダに。

いつも通り、私が野菜を刻んでいる間に、娘が好きなようにドレッシングを調合してくれた。人の作るものがありがたく美味しいのって何でだろう。

ワンボのサワードーブレッドと南インドのコーヒーで朝ごはん。

現在、ロックダウン延長中。冬の暮らしの感覚で、普段から備蓄の癖を持っていてよかった。しかし、その癖や昨年のロックダウン経験を経てもなお、どうしても忘れがちなものがある。

それは…、歯ブラシと歯磨き粉!!

何故かストックリストから外れがち。いい加減に頭に叩き込もう😆

昨年も歯ブラシがパサパサになり、しばらくしてから買いに出た。子どもの歯ブラシは特に、わざと噛んだりしちゃって消耗が早いのだから!




我が家の杏、満開です。

最近、天候が不安定で強風が吹き荒れたりします。花が咲いてすぐ落ちないか心配しましたが、どうにか持ち堪えてます。今年は豊作でありますように!!



手作り納豆で朝ごはん!


これまで、納豆菌の強さに怯えて手を出さなかった手作り納豆。ついに解禁しました!!

隣町に住むサチさんも、これまで作って来たけど、味噌などに納豆菌が入ってしまうことはなかったと言うので、これはラダックゆえの乾燥なんかもあって、決してダメではないかも?との考えに至りました!

うちで作ってる発酵食品、味噌をはじめヨーグルトやらパンの酵母なんかに影響なきことを祈りつつ、人生初の納豆作りは、割と上手く出来ました。今回は炊飯器で作る方法で、納豆菌は発酵させながら自ら発生させました。

海外に住む日本人の多くの方が手作り納豆をして楽しんでいて、かなりレベルが高いのをよく拝見します。まだうちのは糸引きが少ないけど味は全く納豆!なんで今まで作らなかったのかと後悔するくらい簡単で美味しい。

そうそう、我が家はまた牛乳切れ😭ご近所さんから買わせてもらっていた牛乳がまた打ち切りになってしまいました。ご家族がデリーから戻るから、隔離期間明けとはいえ心配になるでしょ?との理由で。まさかそんな理由で承諾せざるを得ないのが残念すぎる。

今、時期的に多くの雌牛が妊娠中のため、出産まで乳が出ないお宅が重なっていて牛乳難民になっているのだけど、まさか牛乳はあるのにコロナでというのは残念で…。

そんな訳でヨーグルトも作れなくなってしまったから、免疫力向上に大切なNK細胞活性化に、納豆を作っていくのは、このタイミングでとても切実なことなんです。昨日は義母からの差し入れのチャンも飲めたし、味噌汁はじめ、発酵食品を食べて、コロナに負けないようにしよう!!皆さんも健康第一で、この危機を乗り越えましょう🍀



2021年4月18日日曜日

コロナ禍の学校で思うこと

本日、政府のお達しが出て、また学校が休みになってしまった。デリーを中心とした急激なcovit19感染者の増加を受けてのこと。

凄まじい速さの感染力、ラダックではどうなるのか。こうなると、子どもたちの学びはまあ、長い人生で取り戻せるかなとは思うけど、オンラインとは名ばかりのWhatsApp(LINEみたいなメッセージツール)によるメッセージ配信授業は、親の私でもとても集中できたものではなく困っている。

以下、親の私でさえストレスが溜まっているコロナ禍での子どもたちの学校や授業について、少し長くなるけれど書き記しておきたい。お付き合い頂ける方のみ読んでください。


授業として、メッセージにより課題や宿題が先生から配信される。オンラインではないから、ある意味都合よく、自分がやれる時間に取り組めばいいのはゆとりでもあるが、参加意思を削がれる感はある。

6年生の長女の友達から、理由はなぜか知らないが、出来なかったのか、課題の手助けを求めるメッセージが頻繁に入る。分からない、または手っ取り早くうつしたら楽だからだろうか。確かにかわいそうではあるが、頻繁に入るメッセージには、携帯の持ち主である私からすれば、本当に面倒臭い。

頼まれた娘も、しょっちゅうノートの写真を撮っては送ってあげていて、いい加減いやになってきている様子。断ってみてもお願いと重ねて来るメッセージ。

また、最近の若者のスタイルなのか、ひと言ごとに切って送られてくるメッセージはいったい何なんだろう。流行りなのか知らないけれど、通知音が連続して鳴り響く。例えば、ラダック語や英語なんかでこんな感じ。

今日の 
授業の 
算数の 
15ページ
やってたら
送って
お願い
お願い
送って🙏🏻

とかだ。
こんな風に、わざわざ短く切って送られてくるたびに、通知音がピーピー鳴り響く。その時に、私が携帯を使っていた場合、たまったものではない。

上級生は、教科ごとにグループが作られていて配信される。先生が課題を出すと、多くは「分かりました、先生!」みたいな無駄な返信を何人もがする。たんび通常音が鳴り、たまに見ないと100件〜200件を超える新着メッセージが溜まってたりした。課題をやり終えたらみんながグループに送るからだ。

さすがに、この昨年の経験から、生徒からは無駄なメッセージ出来ないよう、先生のみ配信の一方通行設定が途中からされた。私たちがリクエストしたからだ。言い方は悪いが、真っ直ぐなのか、または先生にこびてるのか、賢明に返信する生徒がいっぱいいれば、それを見てドン引きする生徒もいるのは当然だ。実際のクラスでもそうだろう。

一方、年中の末娘の授業はあえて?双方向配信のままだ。なぜかは分からないが、多分、他の子どもを見てやらせるにはいい刺激だからだろうか。いちいちクラスメイトがやった課題の写真が、一日中配信される。長女とは違って、学校が始まらなかった低学年たちはずっとこのメッセージ配信授業が続いているため、もう私なぞ年中のWhatsAppグループを開くのも嫌になっている。やはり双方向をやめてもらう方がまだ嫌にならないのだろうか。学校にリクエストしてみるべきか。

先の長女のクラスメイトの方は、子どもが自力では出来ないのか、勉強を見てあげられる大人が不在だからか、友達に頼ることが仕方ない部分もあるだろうけど、使っている携帯は親のものな場合が多いはず。あまりに酷く、しつこいメッセージしてきた子には、私からそれを指摘し、やめるよう促すメッセージをした。会ったことはない子だった。その子の親はそれを知ってるのか、または理解しているのかすら分からない。

こんなだから、SNSリテラシーを学校からも教えてもらわなければ、という実感を深めている。このままだと、子どもゆえ、他人に迷惑をかけている自覚すらなく進んでしまうのだろう。

そもそも、この携帯という小さな画面でする授業には限界があるはずなのに、子どももよく頑張っているとは思う。

しかも、この大量の課題をやりました写真やビデオ、先生の音声入力した授業など、あっという間にすごい量のデータになり、携帯のストレージがフルになってしまう。いちいち、消去するにも、先生からの必要なメッセージだけを残すために、一つ一つ確認しながら消す作業も骨が折れた。

まあ、まだこの程度の苦労ならいいのかもしれない。実際にコロナに感染して大変なことになるよりは、よっぽどましなのかもしれないし。

先日、私自身は1回目のワクチン接種もできた。ラダックは比較的スムーズに進んでいる。変異株に効くのかも分からないし、人体実験みたいなものではあるけど、ラダックの医療レベルを考えたら、接種しない方がホラー映画みたいな恐ろしさがあるから、しておけば少しは安心だろうと…。

とにかく、無事でいることが大事。さんざん吐き出してしまってスミマセン。何にしても、我慢できることはして、無理なときは、山と空と土に癒してもらおう。皆さんも、コロナ禍で大変な事が山ほどあるかと思いますが、どうにか乗り越えていきましょう。

2021年3月27日土曜日

ワンボのパンの試食会 YouTube😄

https://www.youtube.com/watch?v=8XFQeSABk5I

パンの販売をはじめました!

Jullay everyone😊

We are open to take orders for Sourdough bread on small scale!! 
Interested person can book orders 2 days prior to the delivery date.

Sourdough bread : 100% Whole-wheat flour
Natural wild yeast
[with multiseeds]
600 g weight / Rs 350
400 g weight / Rs 250

Sourdough bread : 100% Whole-wheat flour 
Natural wild yeast
[without seeds ]Plain
600gm weight / Rs 300
400gm weight / Rs 200

Fit for healthy breakfast and can adds a menu for Cafes and restaurants. Give it a try!!
Thank you.




ワンボが作るパンの試食会!!

Bread tasting party ‼︎ on 21.MAR. 2021
made by Stanzin Wangbo

本番フランス🇫🇷をはじめ、日本、インド、ラダックと、様々な人が参加してくれました。

自作の天然酵母には、ベマ村などで採れるマルベリーや杏などがあり、小麦粉などで作るスターター(発酵させる種)に至っては古いものだと3年物もあります。

ラダック人であるワンボが、"独学"で作ったパンを食べて何と言うのだろうか、本当にドキドキしていましたが、皆んな、美味しい、美味しい💕と食べてくれました。一安心です。

これを一緒に企画運営してくれたTHF (チベット ヘリテイジ ファンド) の豊さんとドルカールには感謝しかありません。
そして、豊さんが建築家でありシェフだということが良く分かったのは、パンに合う美味しい多種のディップのお見事さ。こちらは、いずれ彼らのララ・カフェ(レーオールドタウン)で食べられるでしょう。お楽しみに!

もっとたくさんの人をお誘いしたかったのですが、何せ家庭用のインド製オーブン(トースターをちょっと大きくしたようなやつ💦)で一個ずつ焼いているので、4日ほどかけて焼いてました😅

でもハード系のパンのメリットは、冷凍保存が可能なこと。冷凍後、1日かけて解凍すれば全く問題なく食べられます。

私の野菜ポタージュもパンに合うスープとしてお出ししました。ラダックで普通に栽培されている身近な野菜、ジャガイモ、人参、スウィディッシュ(ルタベガ)が入ってます。ラダック人には馴染みのないパンでも、色々な食べ方があると、アイディアも伝えられたと思います。

ハード系パンの他、子どもや御年配向けのミルクブレッドもありました。これまで、にゃむしゃんに遊びに来てくれた、本場ヨーロッパの方にも認めてもらえたワンボのパン。

今日にでも買って帰りたい、ないの??と皆んなに言っていただけたのは励みになりました。

これから、1日20個くらい?と、たくさん作れる環境を整備し、販売に向けていこうと考えています。ラダックの人々の食卓を彩るアイテムの一つとして、加えてもらえるよう頑張ります!

コロナ禍での経済や流通は、よりローカルな範囲でのそれが自然だという流れを作っています。

私たちも、日本人に特化したサービスだったため、この一年は仕事になりませんでしたが、こんな時だからこそ、そしてこれをきっかけに、目の前にいるラダックの人々と、小規模な経済を一緒に回せるような、そんな取り組みとしてのパン屋さんを、初めたいと思います。どうぞ、応援よろしくお願いします!!










2021年1月24日日曜日

長女の手作りバースデーケーキ!



A birthday cake made by our 12 year old daughter!! We celebrated the youngest's 5th birthday. It was really delicious today💕Thank you 😍🎂🎉

長女(12歳)が、妹の5歳の誕生日にバースデーケーキを作ってくれたー!

いつも通り、私は全く手伝ってないのだけど、手際良く1人でスポンジケーキを焼き、レーで手に入る材料のみで工夫を。2段あるスポンジの間には、甘さと酸味のバランスを考え生クリームとキウイ🥝を挟んであった。デコレーションは写真の通り、妹が喜びそうな可愛いい感じに。

親バカで恐縮ながら、今日のはマジ美味しかった💕末娘もさぞ嬉しかったことだろう。ずっと立ちっぱなし作業で疲れたと言ってたけど、すごい集中してたなぁ。ほんとに、ありがとう😊

2021年1月9日土曜日

この冬の保存食「ヤク肉」を食す



Preserved food for winter "Yak meat"

Part.1: Yak Shapta × Timok

"Shapta" is a Tibetan gravy which is served with a steamed bun "Timok"

ティモックは本来はラダック料理と言うより、チベットから伝わった料理のようで、ラダックではティンモとかロコモクモクとも言っています。

保存肉は、いつもなら冬の寒さと乾燥を利用して干し肉にしますが、今年は塩と自家製りんご酒をまぶして冷凍保存しています。実は、人生お初の、ボックスタイプの大型冷凍庫を買ったのです☺️

なので、秋口に一瞬だけ流通するけど保存が難しいレンコン、サツマイモ、里いもなどの根菜を中心に、色々な野菜を半茹で冷凍してあります!

毎年、厳しい冬の保存食として命をいただいています。命に生かしてもらって生きるわたしたち…。ちゃんとその命に感謝して食べたいと思います。

#yakmeat #shapta #timok

2021年の初雪 (1月6日)



It was lightly snowy this morning❄️☃️❄️
天気予報通り、朝、起きたら雪でした!

昨日はそれを踏まえて、枯れ葉を集めておき大正解。最近、山羊が干し草に飽きてきたのか、枯れ葉もよく食べるように。

娘たちはチャイを飲んで、ワンボのパンを食べたら「雪、掃いてくる!」と外へ。もうありがたくすっかりお任せ。長女曰く、今日の雪は重いとのこと。確かにいつもより水分が多そうな感じ。

雪のおかげで気温は下がらずさほど寒くない。ネット情報では-11°まで上がった。というのも、大晦日から3日間くらいは、本格的な寒さ来た〜!という具合に寒く、レーで-20°との表示だった。ストック上部は何度だったのだろう。

北半球は全体的に寒くなってるでしょうか。皆さま、ご自愛くださいませ🍀


2021年1月5日火曜日

明けましておめでとうございます!2021



2020年はひたすら農業に打ち込んだ年でした。
これはこれで、実は本来ラダックにてやりたかったことだったので、とてもいいチャンスをもらったのだと思っています。

長い目で見たこれから、そして目の前のこの新しい一年がどのようになっていくのか、まだ誰にも分からないのですが、小さなことではあっても、色々目標を立てはじめました。やったことのないことへの挑戦。または無理なくやれる範囲での方向転換。何をして暮らしを立てていくか、など。

どのようであっても、これまでのように、農をベースにしてやっていきたいと思っています。昨年、初めて挑戦した蕎麦は写真のように美しい花を咲かせ、十分な収穫にいたりました。

早く加工して蕎麦を打ったらよいのですが、よーく考え、春先の種まき用に取っておくことにしました。昨年の経験を生かして、また、たくさん収穫できたら今度こそぜひ蕎麦加工を!そう思っています。食べる物を自分の手で育てられる環境に、心から感謝しながら。

それでは、あらためまして、
皆さまのこの一年の健康とご多幸を心よりお祈りします。今年もよろしくお願いいたします!

2020年3月30日月曜日

インド全土ロックダウン中で思うこと。




インド全土でのロックダウン。こんなインドとは言え、何とかうまく行くのかなと思いきや、デリー周辺で、仕事がなくなり、貯蓄もなく、コロナ以前に食べられずに死にそうだという、周辺州からの出稼ぎ労働者が、大量に民族大移動をはじめた映像やリポートが悲しすぎる。ガツンと開始したは良いが、底辺の人は完全に置いていかれた。荷物と子ども抱えて100km以上歩いて帰るとか、いったい…。

こちらラダックはといえば、3月頭にイラン巡礼帰りの人たちから感染者が出たため、インド全体の動きよりは少し早めに対策しだしたのが良かったのかもしれない。今は陽性だった人もリカバリーし、感染者数は13人から10人に減少した。

また、イランから出国出来ないでいた1000人近いラダックの巡礼者も、ラダック唯一の国会議員(BJP)を中心とした動きで帰国してきている。もちろん隔離になるわけだが、飛行機はジャイサルメールに着陸し、そこの軍施設にいるという。

ラダックにおいて、早めに感染者が出たことは、デリー周辺で問題となっている前述の労働者の移動を、事前に食い止める形となった。というのは、毎年春が来る3月半ば、職種によってはだんだんと労働者がラダック入りする時期なのだ。だから、この人の移動を止めなければ、すぐに感染者数が跳ね上がるだろうことは簡単に予測できた。そこで、旅行者を入れないと決断した後すぐに、労働者も受け入れないようお達しが出された。また、既に入っていた労働者には検査もすると。またすごいのは、そんな労働者に国の配給品、例えば米や小麦なんかも支給してあげたのだ。少数だから出来るとはいえ、その動きの早さは賞賛したい。

ちなみに、うちもネパール人の住み込みスタッフをキャンセルした。今年で3年目になる予定だった。日本人客が大半の私たちの仕事では、日本人のインド入国が制限された時点でアウトになった。だから、お達しより以前に判断し、申し訳ないが給料を払える見込みが立たなくなってしまったと伝えた。夏の半年とはいえ困ったことだろう。

ただ、収入源が断たれたのはお互いさまになる。とはいえ、北インドのUK州との国境地帯に住む彼の自宅は、食材で買う物は塩くらいだと言うくらい、何でも採れるらしい。(ネパール人でもインドにばかりいて、90%インド人的アイデンティティの彼の言うことがどこまで本当かは不明ながら) 食うに困ることは無さそうだった。だから本当に現金のために働いている。作物だって多少売っているようだし。

いつだったか、彼はまだラダックを分かってない初期の頃、ラダックでの私たちの暮らしが、大麦やちょっとの野菜以外は、米から何からほとんど「買う」姿を見て嘆いていた。これにはちょっとイラっと来た。このラダックの環境が分からぬ外部労働者に、厳しい自然環境による暮らしを軽くディスられたのだから。もちろん、これが標高3630mでのラダック、ストック村なのだと諭してやったが、この一件含め色々考えるに、どちらが貧しくて豊かなのかよく分からなくなった。

他にも大工でうちの仕事をしてくれているビハーリーも、やはり充分に畑があって作物を育てているし、材木になったり、果樹が採れる木もそれなりにあると言っていた。つまり、彼らは地元で、現金を作れないだけなのだ。

若い頃からさんざん自問した「豊かさとは何か」。北と南のアンバランス。近年はその「後進国」とか「先進国」の位置付けさえ崩れて来たが、矛盾をたくさん抱えた現実がある。

色々踏まえてみて、今回あらわになった徒歩で帰路につく労働者の人たちの中には、田舎にさえ帰れば食べ物には困らない層も充分にいると思われる。それはちょっと救いだ。もちろん、その水準にすらない人もたくさんいるだろうから、何か救いの手が必要なのも事実なわけで。

話しをラダックに戻そう。そもそも今回のインド全土ロックダウンは、ラダックにはさほどダメージがない。もちろん経済的には世界中で置かれた状況と同じで大打撃ではあるが、食料が買えないとか、特に生鮮野菜がないという状況は、ラダックの冬では普通だからだ。つまり、12月〜4月の約4〜5ヵ月は大自然による軽い「ロックダウン」を当たり前のように、毎年過ごしている。

陸路は閉ざされ、流通が途絶え、足は飛行機のみになる。経済力があるなら避寒してラダックを出るもいいだろう。デリーに着いたら、青々とした野菜を見ては感動し、可能な限り食べて栄養をつけて帰る。もしそんな必要はないと思えば、する必要もない。ゆっくりラダックで過ごせばいいのだ。または、したくても条件が整わないなら、やはり備蓄した食料を食べて、薪ストーブを囲んで冬を越せばいい。

色々な越冬方法があるにせよ、冬に向けた備蓄は必須だ。新年のロサルには、冬の間に食べる肉を確保し、干し肉にして吊るしておく。始めはフレッシュだが2月くらいにはジャーキー状態になる。硬さは増すが圧力鍋でじっくり煮込んて柔らかくすれば充分に食べられる。常温が冷凍温度だから腐ることもない。

そんな冬支度は夏からもしている。初夏の6月くらいには、やっと耕した畑に緑が生えてくる。マスタードや蕎麦の若葉だ。これはやっと食べられる野菜として食すのはもちろんのこと、同時に乾燥させて冬に食べられるように準備する。ここでは、暖かくなったと思ったら、ちゃんと冬のことを考えているのだ。

夏には、ほうれん草やらが生えるとやはり同じようにする。他にもだんだん根菜類もできるから、収穫したら納屋で保管して越冬させる。干し草で覆っておけば凍らないから、冬の間これらを食べて過ごす。こんなだから、毎年冬支度作業が完了すると、当然ながら心が落ち着くのだ。ああ、これで何とか生きて冬が越せるなと。

実はこんな暮らし、つまり陸の孤島な人たちは世界中にたくさんいるはずで、決して少数でもないはずだから、条件が似た場所なら、その地域なりの知恵をいっぱい得られるだろう。

さて、現在もちろんレー周辺もロックダウンで、通行証がないと普通には行けなくなっている。特に、空港からレーに向かうスカルザンリンクの通りは厳格だ。もちろん町の食料品店は多少開いているが人はまばら。そちら方面に行けなくて困るとしたら、我が家の場合、シンガポール産のキッコーマンの醤油と、南インド産のコーヒー豆、さらには、ケーキ作りが趣味の娘が買いたいだろうホイップクリームを買えないくらいだろうか。これらはなくても、大事には至らない。

そもそもロックダウン以前から、とっくに売り切れた品も多い。今年は特にスリナガルロードが雪で早く閉鎖になったため、うっかりな具合にかなり多くの品がなかった。卵、トマトピューレ、牛乳(市販品)なんかもいっ時買えなかった。今はちょっとずつなら売ってくれたり。

もちろん、冬の八百屋にはジャガイモとニンジン、やけに太い大根くらいが並んでいる。そうそう、たまに、空輸された生鮮野菜が八百屋に並ぶ時もあるが、この値段は夏の3〜4倍もする。幸いにも、3月に入ると地元のグリーンハウス栽培の菜物が買えるようになるからありがたい。

一方で、唯一買える肉類のチキンは、冷凍で販売しているが、これも3月くらいには質が落ちるため買わないようになる。送電がされない時間が多い真冬を越した冷凍チキンは、やはり冷凍解凍を繰り返して質が悪くなるからだ。さらには、備蓄した根菜もだんだん終わりが近づき、干し肉だってなくなる頃だ。つまり、いよいよ3月くらいには、本格的に食が細くなり、米や麦の他には豆かジャガイモか、なんて具合になる。それでもじっと堪えて、春を待つのだ。春は必ず来るのだから。

そんな頃である。質素な食生活に耐え、農作業の準備をしていると、やっと、やっとスリナガルロードが除雪作業を終えて開通するのだ。これは、厳しい冬を越えたことに対する、最高のご褒美である。
スリナガルからは、まずは食料品を優先させて車両を送り出す。レーよりも物資が少ないカルギルも、殺伐とした雰囲気が一気に明るくなるのだろう。

今年は1月以降降雪が少なく、2月半ばからかなり気温が上がったため雪解けも進み、3月半ばには物理的な除雪作業が完了した。スリナガルロードは例年になく早く開通するはずだった。が、しかし、コロナ対応策の一環として開通を見合わせていた。野菜などの物資は必要だが、規制なく開通させれば感染者を増やしてしまう。これについては協議を重ねる、となっていた。そして数日前、やっと物資の流通を開始すると発表された。人や物をしっかり管理しながらやるという。

今回のコロナ対策とその関連で行われていることは、昨年からUT(連邦直轄地)となったラダックの自治として考えると、しっかり管理が出来ていて、ちょっと安心感を覚える。まだまだコロナには油断は禁物ながら、この春の訪れが、自然の「ロックダウン」を終わらせつつあることを素直に喜び、感染から身を守るための、政治的なロックダウンの方を、じっくり続けていきたいと思う。

2020年3月19日木曜日

ラダック、4/30まで観光客の入域を禁止。



Restriction on entry of Tourist both International and Domestic in Leh by order of the District Magistrate Leh-Ladakh till 30/04/2020.

本日、正式に決定されたのでお知らせします。
ラダックのレー支区は、4/30まで、インド人・外国人ともに、ツーリストは入れなくなりました。
残念ですが、インド全体もラダックも、感染者が増えつつあるので仕方ないです…。

4月は、写真のように杏のお花見のいい時期だったのですが…。現在、村によってはですが、ローカルの人の動き、例えばゴンパへの参拝なども遮断する動きが出てきています。
また、3・4月といえばインドやネパールからの労働者もたくさん入ってくる時期ですが、それらも受け入れない方向でして、部屋を貸さないようになどの決まりがされています。

世界中でこのような状況ではありますが、本当に早く収束に向かうことを祈るばかりですね。

また、おかれてる状況によっては、コロナはもうすぐそこまで来てる、なんて場合もあるかと思います。(こちらも、私たちの村のすぐ下の村を中心に感染者が出てますし) 感染しないようにするのももちろんですが、もはや感染してもしっかり回復しよう!と前向きに考えてみようと思います。

こんな閉塞感の中ですが、可能な限りストレスを溜めないよう、少しでも楽しいことを探してやっていきたいです。お互い頑張りましょう!!

大変な状況ですが、春らしく農業の準備を!





1週間くらいずっと天気が悪かったのですが、昨日からやっと晴れました!
春らしい天気の中、やるべきことはご近所さんも同じ、枯れ葉の掃除です。枯れ葉は立派な資源。家畜にあげたり、焼いて灰を畑にまいたりします。冬になる前にやってもいいのですが、暖かくなってからの方が楽ですね。子どもたちも3月いっぱい休校なので手伝ってくれてます。

世界中がコロナのパンデミックで大変なことになってますから、ニュースから目は離せませんし、日に日に増えていくインドの感染者数も気になります。どこでも、経済的な活動が出来なくて厳しくなってますが、もちろん私たちも、もろにその影響を受ける仕事内容です。ラダック自体も観光産業が大半を占めるため大打撃です。

でも、少し立ち止まり、すっかり経済活動ありきな暮らしをしていたことを、見直すチャンスだと思うことにしてみます。少なくとも、耕す畑があるのだから、これには感謝しなくては。いつも通り一部の食料を自給しますが、いつもより集中してやれるでしょう。

様々な状況の中で皆さんも頑張ってることかと思います。ヘコタレズニ、お互い乗り切りましょう!!




2020年3月4日水曜日

2020年 ストック グルツェシュ1日目



コロナウィルスでインドへの日本人のVISAが無効になったりしてますが、本日ストックで行われたストックグルツェシュは、一年の悪いものを捨てて浄化する儀式でもあります。
こんな事態になって神頼み的ですが、世界中に広まってきているコロナウィルスも浄化されるよう祈りたいです!! グルツェシュの精霊ラーはいつになく暴れてる感じがしました。

すぐに更新情報が出ました。


3月3日,インド政府は,イタリア,イラン,韓国,日本の国籍者に対して3月3日以前に発給されていたあらゆるビザ(通常ビザ及びe-Visa)は無効となると発表し,インドに入国する必要がある人は,最寄りのインド大使館,インド総領事館において新たなビザの申請を行う必要があるとしています。
本件措置について,インド政府は,就労ビザ等でインド国内に滞在中の邦人やその家族が出張や休暇等で一時的にインドを出国する場合についても,インドを出国した時点でビザが無効となり,インドに戻るためにはあらためて出国先国の最寄りのインド大使館,インド総領事館において新たなビザを取得し直す必要があるとしています。本件措置は,マルチビザでこれまでに複数回インドを訪問している人にも適用されるとのことです。また,現在インドを出国している人は改めてビザを取得し直す必要があるとのことです。

また,3月2日に新型コロナウイルスの感染が確認されたデリーのケースについて,報道によれば,デリー東部(Mayur Vihar地区,ノイダ近郊)に居住しているとの情報や,同人自身がHyatt Regency Hotelで食事していたとの情報があるようです。

2020年3月3日火曜日

3/3付 VISA情報更新に

●インド政府は,まだインドに入国していない日本人に対して3月3日以前に発給されていたあらゆるビザ(通常ビザ及びe-Visa)は無効となると発表しました。

●同発表によると,インドに入国する必要がある人は,最寄りのインド大使館,インド総領事館において新たなビザの申請を行う必要があるとのことです。また,2月1日以降に日本を訪問した外国人に対して発給されているビザ(通常ビザ及びe-Visa)は無効となるとのことです。

1 3月3日,インド政府は,まだインドに入国していないイタリア,イラン,韓国,日本の国籍者に対して3月3日以前に発給されているあらゆるビザ(通常ビザ及びe-Visa)は無効となると発表しました。インドに入国する必要がある人は,最寄りのインド大使館,インド総領事館において新たなビザの申請を行う必要があるとのことです。
また,インド政府は,2月1日以降に中国,イラン,イタリア,韓国,日本を訪問した外国人に対して発給されているビザ(通常ビザ及びe-Visa)は無効となると発表しました。

2 以上の他,新型コロナウイルスに関連してインド政府が実施している入国管理措置は次のとおりです。
(1)現在中国(香港,マカオ,台湾は含まない)にいる中国人及び外国人は,2月5日前に発給されたビザ(通常ビザ及びe-Visa)ではインドへの渡航は許可されず,2月6日以降に在中国インド大使館又はインド総領事館で発給されたビザを所持していない限り,入国は許可されない。
(2)中国からインドへの渡航の必要がある人は,北京のインド大使館又は上海又は広州のインド総領事館に連絡する必要がある。

3 新型コロナウイルスに関連してインド政府が実施している検疫措置は次のとおりです。
(1)中国,韓国,日本,イラン,イタリア,香港,マカオ,ベトナム,マレーシア,インドネシア,ネパール,タイ,シンガポール,台湾から到着する航空機の搭乗者に対して,入国前に発熱検査及び健康診断カード申告によるスクリーニングを実施する。
(2)スクリーニングの結果,発熱(37.22℃以上)や咳等の呼吸器症状がある場合には,停留(検疫)施設や医療機関に送られ,一定期間停留される可能性がある。
(3)これらの国から到着した渡航者は,入国後28日間,インド政府による観察対象者とされ,健康状態等について照会される場合がある。新型コロナウイルス感染者や感染の疑いのある者と接触があったと判断される場合は(疑い事例の人と機内で近くの席に座っていた場合を含む),隔離される可能性がある。

4 また,3月3日,インド保健・家庭福祉省は,アグラにおいて,6件の感染疑い事例が確認されたと発表しました。

5 在留邦人,インド旅行中もしくはインド訪問予定の皆様におかれては,引き続き最新情報の入手に努めてください。また,ご自身や周囲の人の感染予防のため以下の点にご注意下さい。
(1)アルコール系手指消毒薬または石鹸と流水による手洗いを頻繁に行う。目,鼻,口などに触れる前に手洗いをする。
(2)マスク等の確保に努め,咳やくしゃみがあるときはマスクを着用して鼻と口を覆う。マスクがない場合は,咳やくしゃみのときに口と鼻をティッシュなどで覆い,手洗いを行う。
(3)不特定多数の人と密閉された屋内で会うことを可能な限り避け,体調不良のときは外出を控える。

(各種情報が入手できるサイト)
インド保健・家庭福祉省公式ツイッター
https://twitter.com/MoHFW_INDIA
インド入国管理局ホームページ
https://boi.gov.in/
外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/
厚生労働省ホームページ:新型コロナウイルス感染症について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
首相官邸ホームページ:新型コロナウイルス感染症に備えて
http://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html
(お問い合わせ先)
在インド日本国大使館
電話:011-4610-4610(代表)
email:jpemb-cons@nd.mofa.go.jp

3/2 付 VISA情報更新

●3月2日,インド保健・家庭福祉省は,ニューデリー市内及びテランガナ州で1例ずつの新型コロナウイルス陽性事例が確認されたと発表しました。
●2月29日,インド内務省入国管理局は,イラン人及び2月1日以降にイランへの渡航歴のある外国人(同日時点でインド入国中の人を除く)の有する査証は無効となり,イラン人及び該当する外国人の入国は制限されると発表しました。

1 3月2日,インド保健・家庭福祉省は,ニューデリー市内及びテランガナ州で1例ずつの新型コロナウイルス陽性事例が確認されたと発表しました。ニューデリーのケースはイタリアへの渡航歴があるとのことです。また,テランガナ州のケースはドバイへの渡航歴があるとのことです。いずれも容態は安定しているとのことです。

2 新型コロナウイルスに関連してインド政府が実施している入国管理措置は次のとおりです。
(1)現在中国(香港,マカオ,台湾は含まない)にいる中国人及び外国人は,2月5日前に発給されたビザ(通常ビザ及びe-Visa)ではインドへの渡航は許可されず,2月6日以降に在中国インド大使館又はインド総領事館で発給されたビザを所持していない限り,入国は許可されない。中国からインドへの渡航の必要がある人は,北京のインド大使館又は上海又は広州のインド総領事館に連絡する必要がある。
(2)1月15日以降に中国(香港,マカオ,台湾は含まない)への渡航歴がある外国人のインドへの入国は,空路,海路,陸路を問わず許可されない。
(3)査証に関するこれらの制限は,中国から到着する航空機の中国国籍や外国籍の搭乗員には適用されない。
(4)従来,日本人及び韓国人向けに提供されてきたVisa on Arrivalのサービスを2月27日から一時的に停止する。また,e-Visaサービスについても,日本,韓国,イラン,イタリア国籍の申請者による新規の申請を受け付けない。今後,インドへの渡航のために査証を申請する場合は,東京のインド大使館又は大阪のインド総領事館等,各国のインド大使館・総領事館の窓口で申請する必要がある。(ただし,インド政府は,既に発給されているe-Visaは有効であり,e-Visaシステムを通じて既に発給されているETA(Electronic Travel Authorization)についても有効と説明している。)

3 同じく新型コロナウイルスに関連してインド政府が実施している検疫措置は次のとおりです。
(1)国内21空港等において,中国,香港,シンガポール,タイ,韓国,日本,マレーシア,インドネシア,ベトナム,ネパールから到着する航空機の搭乗者に対して,入国前に発熱検査及び健康診断カード申告によるスクリーニングを実施する。
(2)スクリーニングの結果,発熱(37.22℃以上)や咳等の呼吸器症状がある場合には,停留(検疫)施設や医療機関に送られ,一定期間停留される可能性がある。
(3)これらの国から到着した渡航者は,入国後28日間,インド政府による観察対象者とされ,健康状態等について照会される場合がある。新型コロナウイルス感染者や感染の疑いのある者と接触があったと判断される場合は(疑い事例の人と機内で近くの席に座っていた場合を含む),隔離される可能性がある。
(4)韓国,イラン,イタリアからの渡航者及び2月10日以降に韓国,イラン,イタリアへの渡航歴がある人は,インド到着後に14日間にわたり停留される可能性がある。

4 以上の措置に加え,2月29日,インド政府は,イラン人及び2月1日以降にイランへの渡航歴のある外国人(同日時点でインド入国中の人を除く)の有する査証は無効となり,イラン人及び該当する外国人の入国は制限されると発表しました。
 また,同発表では,やむを得ない事情でインドへ渡航する必要がある上述に該当する外国人は,各国のインド大使館または総領事館において新たな査証を申請することができるとされています。

5 在留邦人,インド旅行中もしくはインド訪問予定の皆様におかれては,引き続き最新情報の入手に努めてください。また,不要不急の用務のない限り,中国への渡航を控えるとともに,ご自身や周囲の人の感染予防のため以下の点にご注意下さい。
(1)アルコール系手指消毒薬または石鹸と流水による手洗いを頻繁に行う。目,鼻,口などに触れる前に手洗いをする。
(2)マスク等の確保に努め,咳やくしゃみがあるときはマスクを着用して鼻と口を覆う。マスクがない場合は,咳やくしゃみのときに口と鼻をティッシュなどで覆い,手洗いを行う。
(3)不特定多数の人と密閉された屋内で会うことを可能な限り避け,体調不良のときは外出を控える。

(各種情報が入手できるサイト)
インド保健・家庭福祉省公式ツイッター
https://twitter.com/MoHFW_INDIA
インド入国管理局ホームページ
https://boi.gov.in/
外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/
厚生労働省ホームページ:新型コロナウイルス感染症について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
首相官邸ホームページ:新型コロナウイルス感染症に備えて
http://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html
(お問い合わせ先)
在インド日本国大使館
電話:011-4610-4610(代表)
email:jpemb-cons@nd.mofa.go.jp

2020年2月29日土曜日

2020-21冬季のお祭り、残すはあと2つ!



VISA情報更新されました。

●2月27日から日本国籍者による新規のe-Visaの申請ができなくなっていますが,インド政府によると,既に発給されているe-Visaは有効であり,e-Visaシステムを通じて既に発給されているETA(Electronic Travel Authorization)についても有効とのことです。
 今後,インドへの渡航のために査証を申請する場合は,東京のインド大使館又は大阪のインド総領事館等,その他各国のインド大使館・総領事館に申請して下さい。

2020年2月28日金曜日

インド、日本人向け一部のVISA発行を一時停止。

以下の内容が、2020年2月27日付で在インド日本国大使館から発表になりました。全く発行されない訳ではなく、書面発行のVISAは問題ないとのことです。

--------


●2月27日,インド内務省入国管理局は,日本人及び韓国人向けのVisa on Arrivalのサービスを一時的に停止すると発表しました。また,e-Visaサービスについても,日本,韓国,イラン,イタリア国籍の申請者による申請ができなくなっています。

1 インド内務省入国管理局によりますと,現時点でのインドにおける新型コロナウイルスにかかる入国制限措置は以下のとおりです。
(1)現在中国(香港,マカオ,台湾は含まない)にいる中国人及び外国人は,2月5日前に発給されたビザ(通常ビザ及びe-Visa)ではインドへの渡航は許可されず,2月6日以降に在中国インド大使館又はインド総領事館で発給されたビザを所持していない限り,入国は許可されない。インドへの渡航の必要がある人は,北京のインド大使館又は上海又は広州のインド総領事館に連絡する必要がある。
(2)1月15日以降に中国(香港,マカオ,台湾は含まない)への渡航歴がある外国人のインドへの入国は,空路,海路,陸路を問わず許可されない。
(3)査証に関するこれらの制限は,中国から到着する航空機の中国国籍や外国籍の搭乗員には適用されない。

2 インド保健・家庭福祉省は,現在,国内21空港等において,中国,香港,シンガポール,タイ,韓国,日本,マレーシア,インドネシア,ベトナム,ネパール(カトマンズ)から到着する航空機の搭乗者に対して,発熱検査及び健康診断カード申告によるスクリーニングを実施しており,スクリーニングの概要は次のとおりとなっています。
(1)発熱(37.22℃以上)や咳,体の痛みや呼吸器症状がある場合,停留(検疫)施設や医療機関に送られる可能性がある。
(2)発熱等の症状がない場合には,通常どおり入国することができる。
(3)新型コロナウイルス感染者やその疑いのある者との接触があったと判断される場合には,インド政府により観察対象者とされ,後日,健康状態等についての照会がある場合がある。

3 2月26日,インド保健・家庭福祉省は,韓国,イラン,イタリアからのインドへの渡航者及び2月10日以降に韓国,イラン,イタリアへの渡航歴がある人は,インド到着後に14日間にわたり停留される可能性がある旨発表しました。

4 2月27日,インド内務省入国管理局は,日本人及び韓国人向けのVisa on Arrivalのサービスを一時的に停止すると発表しました。また,e-Visaサービスについても,日本,韓国,イラン,イタリア国籍の申請者による申請ができなくなっています。
 インド内務省入国管理局担当者の説明によると,既に発給済みのe-Visaは有効とのことです。また,27日に到着する日本人についてはVisa on Arrivalのサービスは提供されるとのことです。

5 在留邦人,インド旅行中もしくはインド訪問予定の皆様におかれては,引き続き最新情報の入手に努めてください。また,不要不急の用務のない限り,中国への渡航を控えるとともに,ご自身や周囲の人の感染予防のため以下の点にご注意下さい。
(1)アルコール系手指消毒薬または石鹸と流水による手洗いを頻繁に行う。目,鼻,口などに触れる前に手洗いをする。
(2)マスク等の確保に努め,咳やくしゃみがあるときはマスクを着用して鼻と口を覆う。マスクがない場合は,咳やくしゃみのときに口と鼻をティッシュなどで覆い,手洗いを行う。
(3)不特定多数の人と密閉された屋内で会うことを可能な限り避け,体調不良のときは外出を控える。

(各種情報が入手できるサイト)
インド保健・家庭福祉省公式ツイッター
https://twitter.com/MoHFW_INDIA
インド入国管理局ホームページ
https://boi.gov.in/
外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/
厚生労働省ホームページ:新型コロナウイルス感染症について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
首相官邸ホームページ:新型コロナウイルス感染症に備えて
http://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html
(お問い合わせ先)
在インド日本国大使館
電話:011-4610-4610(代表)
email:jpemb-cons@nd.mofa.go.jp

春の到来、スケートリンク終了が寂しい…!





Our skate rink got melt in mid Feb...😣

春はもうすぐそこに!
って嬉しいはずが、今年は寂しくて仕方ありません…。残念ながら、我が家のスケートリンクは2/20くらいを境に、もう氷が溶け始めてしまいました😭

子どもたちのみならず、親の私たちもスケート、アイスホッケーをしてましたから、まさに四十の手習いって感じですが、これが楽しかったー‼️

正直なところ、何もない冬に毎日のようにスケート、アイスホッケーができて、ストレス解消、体力作り、技術の向上を目指す前向きな日々が、本当に楽しかったのです…!でも、もうこれが出来ない…😂

ちなみに、ここ10年間くらいで言えば、例年通りに春がやってきました。去年は3月になってやっと春を感じたくらい寒かったですし、5、6月には気温が上がらず農作物の出来が悪かったので、今年はそういうことにはならないで済むのかな、というメリットは感じてます。

とはいえ、こんなにも喪失感があるということは、初めてにも関わらず、自作スケートリンクプロジェクトは大成功だったということ。また来年にむけての課題も見えてきてるので生かしていきたいです。

寒さをくれた冬よ、ありがとう。
水をくれた井戸よ、ありがとう。
そして、
アイスホッケーの道具を寄付をしてくれた方々、本当にありがとうございました!
この条件が整わなかったら、寒すぎて何もやる気がしなかったし、生産性も下がる冬を楽しめなかったでしょう。改めて感謝します😄


2020年2月21日金曜日

にゃむしゃんハウスの自作スケートリンク!



Homemade Skate rink in Nyamshan house front yard.

今年は我が家の畑をスケートリンクにすべく、ワンボが頑張りました!
実はラダック在住10年目にして、やっと自宅に井戸を掘りました。ボタンひとつ押せばポンプで水が引き上げられ、ガッツリ出てくる暮らし。水確保が大変な冬が、これで本当に楽になりました。つまり、川に水を汲みに行く必要がなくなって、特にすぐ汚す子どもの服の洗濯などが、大いに楽になりました。

とはいえ、停電も常にありますから、電気がないと使えないし、そもそも電気があっても、ストック村上部は常に電力が弱く、電圧調整するマシンをかませないとなかなか出ません。一度は砂がつまったらしく、修理にも来てもらいました。紆余曲折して、今はどうにか安定して使えるように。

水を無駄にはしたくないですが、この砂づまりにならないよう、毎日1時間くらい水を出せとのこと。元々、スケートリンクを作りたく掘ったのも半分ありましたが、好都合な理由も後押しして、12月に入って水をちょこちょこ入れてきました。その甲斐あって日に日によいリンクは状態に。

昨年募集したアイスホッケーの裾野を広げるべく、スケート靴などの寄付ですが、ちょっとだけ手元に届きました。スケートシューズや、わずかですが、スティックも。はじめは親戚や近所の子どもたちくらいからでも、スケートを楽しんでもらえたらなぁと。寒すぎて辛いと思ってしまう冬、少しでもプラスになるように!

もちろん、大人の私たちだって、 寒さゆえの運動不足を解消、ストレスを解消、四十の手習いって具合に、この歳で娘に習いながらアイスホッケーを練習する日々です。夫婦ともにフットサルやサッカー経験者なので、何となくゲームの方向性はわかりますが、スケート技術、スティックさばきなどは、あまりに素人感が出まくってますね、はい。笑   

ただ、もう春はすぐそこまで来ているので、氷が溶けるのも時間の問題。あともう少しだけ、溶けないでくれと願いつつ頑張ります!

Team Nyamshan Junior with coach Yangchan😉😁

2019年8月6日火曜日

突然のカシミール州自治権剥奪と、ラダックの連邦政府直轄地獲得のニュース。


8月5日、インド全土を駆け巡ったカシミール州自治権剥奪と、連邦政府直轄地化のニュース。実はラダックにとっては、30年来切望していた連邦政府直轄地(Union Teritory 以下、UT)を獲得した日だというのは、多くの人は知らないだろう。
私も、政治は良く分からないが、昨夜はラダックの安全性に関する問い合わせがいくつも入ったりしているから、分かる範囲で書いておきたい。

ラダックのUT獲得は、喜ばしい反面、実質的には自治権剥奪に対する不安も残る。モディ首相の主たる目的はジャンムカシミール州のarticle370という憲法を無くすこと。これは、今までは州の住人以外の外部者がジャンムカシミール州で土地を買うことは出来なかったが、この措置の撤廃で、資本のある外部者が土地を買って事業をはじめたり、住んだりができるようになったということ。
州を解体させ、ジャンム地方とカシミール地方が一緒に連邦政府直轄地となり、議会も持たせた。ラダック地方は、ラダックのみで連邦政府直轄地に。しかし議会は持たせなかった。この辺りも、今までの自治体制の有り様と、どうなっていくのか、よく分からない。

ラダックがUTを求めていた理由は簡単だ。カシミール州には、仏教徒が多数のラダック地方と、ヒンドゥー教多数のジャンム地方と、イスラム教多数のカシミール地方があり、それぞれ、利害関係や求めるものが違うのに、無理無理ひとつの州として束ねられていたような節があった。だから、例えばジャンムカシミール州の予算は、スリナガルからラダックにまともに分配されないことが普通だったから、カシミールから離れ連邦政府直轄地になれば、ラダックにはちゃんと自分たちのために使える予算が分配されることなど、主たる狙いはこのような当たり前の権利獲得を目的とするものだっただろう。政府の主要な役職も、スリナガルにとられっぱなしではなく、自分たちの中から選出したり、席を設けられさえすれば、雇用も創出されるわけだし。

しかし、ラダック内でもカルギル支区はUTを望んでいなかったなどの背景があり、なかなか獲得に至らなかった。UTになれば、明らかにレー支区がその中心になるから、カルギルは二番手のようになってしまうからだという。いかにも、ラダック内でも異なる宗教や地域による、割れのようなものがある。今回、カルギルはどう思っているのだろう。

そして何より、今回のモディ首相のこのやり方にも言及したい。先の総選挙ですでにその可能性が語られていた article370という憲法の撤廃を、モディ首相は見事に独断で強行した。この用意周到さといったら半端ではない。
8月5日の大統領令として、自治権剥奪とUT化を宣言するまでの流れはこのようなものだった。

とある情報によると、7月末だったか、パキスタン支配地で、インド軍が攻撃をして民間人を含む死者や怪我人が出た模様…という事実関係が確認出来てないような情報が入った。またか、ちょっと大丈夫か?という状態に。

その数日後、にわかに、スリナガル郊外にあるアマルナートというヒンドゥー教聖地に来ていたたくさんのヒンドゥー教巡礼者を、なぜだか危険だから?として、避難勧告をだした。
それを受けて、日本大使館からも、カシミール地方には行かないように、在留している人はその地を離れるようとの連絡が入った。

何がそんなに問題があるのか、といった感じの中、ラダックの安全性が心配されはじめていたため、ラダックの国会議員ジャムヤン ツェリン ナムギャルは、ラダックは安全だから、むしろ、アマルナートからカルギル、ラダック経由で帰ったらいいと、メッセージを発信。
8月4日になってか、カシミール地方全体かスリナガル周辺か、外出禁止となるために、ちょっとしたパニック状態で、食料調達やガソリン補給に奔走するカシミーリーの情報が入ってきた。
更には、ジャンムカシミール州の元州知事の女性が自宅軟禁になっているとの情報。何をしたというのか、そんな状態。
そうこしているうちに、夜遅くからラダックの国営通信BSNLのネットが切れた。後から思えば切られたなと。
4日はそのようにして一晩明け、外出禁止のスリナガル周辺(範囲は知らない)と、自体軟禁の有力者、何やら全てを黙らせた状態。ラダックは至っていつもの日常で何も変わらなかった。ただ、やけに空軍がファイターのドリルを繰り返している音が上空から聞こえた。まあ、特別ではないか、たまにやってるしな、くらいに思った。

その5日の正午くらいから、ニュースが騒がしくなった。そのうち大統領令が発令された。ジャンムカシミール州の自治権剥奪とUT化。ニュース媒体が大きくても、ラダックのUT獲得のニュースを信じられなかった。どうせインドのフェイクニュースだ、くらいに。
だけど、各局が同じ報道をはじめた。本当にやったんだ、ということが分かり、お盆前の旅行アレンジが忙しいのに、ニュースにかじりつくことに。かろうじて、細々民間のairtel社の通信が動いていて、情報収集。確かにUT獲得に。

夜になったら、自体軟禁だった元州知事は政府の宿舎で逮捕されている。昔から有力者だったカシミール州の政治家一家の息子も逮捕された。何をしたというのか。全く分からない。
結局のところ、暴動にならないよう、カシミールは外出禁止で封じ込め、有力者を抑え込み、相当数の治安部隊を投入した上で、ネットを遮断してまで、反対結集の抑え込みに成功しながら、ジャンムカシミール州の自治権剥奪とUT化を強行したのだと言える。

これは、モディ首相が独裁政権のように、全くデモクラシーもなく強行した政策だというのはは一目瞭然だ。カシミールを自分のコントロール化で抑え込みたいがために、ラダックは棚からぼた餅的に?UT獲得。いや、むしろ口封じじゃないのか。切望したものが手に入り結果オーライかもしれないが…。

今後、大統領令の永続化のため、憲法改定案を議会に出して、そこでラダックの地位も決まるらしい。
ラダック内でも賛否両論あり、どよめいている。外部資本の参入は新たな雇用を創出するからメリットだとか、私ちちの隣人が、ある日ビハーリーになってもいいのか?とか、議会を持てなきゃ意味ないだろう、モラルや治安は維持できるのか、悪くなっていくだろう…などなど、様々な意見が飛び交っている。
はっきり言って、これがよく出るのか悪く出るのかは、分からない。今後、しっかり見てやっていく必要がある。しいて言えば、この独裁的な改憲の強行が、遠く離れた日本で、いつかデジャヴのように繰り返されないでほしい、そう願うばかりだ。

ラダックは今日もいつもと変わらない日常です。政治的な動きにざわついてはいるけれど、あとは、獲得したUTの具体的な運用方法などに話は進んで行くだろうし、カシミールと違ってラダックには反発する要因はないため、治安が心配されることはないと思います。

旅行を計画されていた方は、ラダックに危険を感じる必要はないと思ういます。何か心配事があればすぐに発信します。
こんな長文を書いてるヒマがあったら、返信をしてくれと思われてる、我がクライアントの皆さん、スミマセン!今からやります!

2019年7月2日火曜日

ヌブラのフンダルでキャメルサファリ / Camel Safari in Hunder, Nubra 2019



娘の試験休み。お疲れ様でしたのご褒美は7年振りのキャメルサファリ in ヌブラ。3歳の時の記憶なぞないようで初体験状態!!


(夕方4時くらいから19時くらいまで。一人15分、300ルピー。小屋のようなチケットカウンターでチケット購入。整理券をもらうが、ラクダ使いさんがいたら誰でも話しかけて番号と人数を言えば、空いているラクダをあてがってくれる。)

現在80頭のラクダがいるとのこと。インド人ツーリストがいっぱい待っているが、そこそこ流れていくので待っていれば乗れるはず。私は子どもサービスと思って付き合いでやったのに、思いの外楽くて私の方が興奮していた!
何が良かったのか。壮大な景色の中をラクダに乗って歩けるからだろうか。自分が動物好きだからだろうか。これはバカにせずにアトラクションとして楽しんだらいい!というのが数年ぶりにやってみての率直な感想!!

#camelsafari #nubra #hunder