2010年8月15日日曜日

ラダック洪水被害レポート3 in チョグラムサル HIMANK CAMP (グループ4)

         被災した子どもたち
         支援で配給された食事をしているところ

         大きな敷地に張られた軍隊支給のテント

         集まってスピーチなどを聞いている被災者 



2010815日 午前 フィールドワーク in チョグラムサル HIMANK CAMP (グループ4)

15th August : Survey of the flood affected areas like Choglamsar and its surrounding areas.

Surveyed by:  01. Vivek ----President

02. Gen Pannya Teja----Honorable president

03. Sushil------IFBYL member

04. Daya------IFBYL memeber

05. Ant------ IFBYL memeber

06. Etsuko----- IFBYL memeber

07. Wangbo---- IFBYL member

08. Amaro----- IFBYL memeber

ここはチョグラムサルで一番被害の大きかった人々のためのキャンプ。およそ150家族、550人の被災者が身を寄せている。先にレポートしたタシ・ギャツサル村のなかで支援、配給などの利便性を考えて村長らが4つのグループに分けてあるうちの一つである。ほかの三つのグループは元々の村のあった場所、もしくはそのすぐ近くにキャンプを張っているが、このグループ4、HIMANK CAMPについては、すっかり家が流されたり、今まではなかった川ができてしまって、再建の見通しも立たないような状況なのである。ここにも被害状況の詳細データがあった。


ちょうど私たちが着いたときはランチタイムで、配給やスピーチが行われていた。また、大きなTVと衛星が運ばれきてた。これも支援物資のひとつのようだ。というのも、エンターテイメントもトラウマを抱えた被災者にとっては、とても有効な物資だと言えるのだろう。また、ほかのNGOらから、現金300ルピーなども配給された様子。一番町からも近く、被害も大きいため、支援はしっかりと届けられているようだが、その数も550人と多いいため、なかなか満足には届けられていない現実もあるという。


また、被害状況がそれほど悪くない人たちも支援を受けるためにキャンプにいる場合もあるらしく、また、恐怖からもここに身を寄せる人もいるため、支援の本当に必要な人などの選別や優先順位はしっかりと見た上でしなければならないだろう。今回は、私たちのメンバーの友人らがこのキャンプの世話をしているのて、内情がよくわかり、当面は支援が多方面からたくさんあるので、少し時間を置いてから必要な支援方法を考えることにして、キャンプを後にした。

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