2010年8月22日日曜日

第一回緊急支援・寝具セット for アチーナタン村、スクルブチャン、ドムカール、ドムカールバルマ村

2010822日 ()

第一回緊急支援・寝具セット for アチーナタン村、スクルブチャン、ドムカール、ドムカールバルマ村

22nd August: First phase visit to Achinathang, Skurbuchan and Domkhar and distribution of bedding set and cash to flood victims.

17 members of IFBYL visited these flood affected areas.

Flood relief given at the followings places:

*Achinathang: 10 families ( bedding set and cash to all families)

*Skurbuchan: 32 families (bedding set to all and cash to 21 families)

*Domkhar: 4 families ( bedding set to all but no cash)

*Domkhar Barma: 3 families.(bedding set to all but no cash)

    ・Relief includes : Bedding set and cash of rupees 2000.

    ・Bedding includes: 1mattress, 1quilt, 1blanket and 1pillow.

●アチーナタン村

今回はIFBYLメンバー17人が出動し、支援物資を届けにいった。

集中豪雨により洪水が起き、やはり家屋や畑が流された。幸いにも村全体で死者はなし。村に着く少し前に被災者テントがあった。親戚同士の2家族が被災生活を送っていた。

屋号;ベタンパ (7人家族、うち子ども一人はジャンムーで就学中で被害に合わなかった)

家屋は全崩壊していてすめない状態。以前建設されたインド国営の電話会社BSNLの電波用のタワーがあったせいで水の流れが変わり、今回の被害に合ったと訴えていた。できれば、このタワーを移設してほしいとも言っていた。支援のために来てくれてとてもうれしいと涙ぐみながら語っていた。精神的にもやはり参っているだろうし、とても繊細な状態になっているのだろう。

村のコミュニケーションホールに被災者を集めてくれた。チャイやビスケットなどでもてなしてくれた。IFBYLの代表やシニアによりメンタルケアの為のスピーチをして被災者を励ました。こういう被害にあうと、時々ヒンドゥー教やキリスト教などの宣教師が来ては就学の援助をするといってきたりすると思うが、ちょっと気をつけてよく聞いてほしいと訴えた。少なくとも、私たちは遠方にはなるがバンガロールとアルナーチャル州にある寄宿学校へ入る為のスポンサーシップの援助ができることを伝えた。どちらも仏教を基本とした学校である。学費や交通費の負担をすべてフォローできることなどを説明した。元々経済状況のよくない家族が、家の建て直しや生活の再建をするにあたり、子どもの教育費を捻出するのが難しくなることを見込み、そういったニーズからまずはフォローすべく指針を説明した。

また、ほかのNGOらが来て、5,6家族にガス台や靴などを支援してくれたこと、またあるグループは不足しているランタンを支援してくれると話してくれた。

●スクルブチャン村

村全体で死者はなし。32家族が被災した。畑はかなり流されており、行った時もまさに道の復旧のためにショベルカーなどが作業しているところだった。村の中に被災者のテントを張って生活していた。軍隊からの支給のテントと、自分の持ち物のテントもあった。

被災した32家族に寝具セットを支援。また。そのうち被害状況が大きい家族、また経済的にゆとりのない家族に2000ルピーの現金支援もした。

●ドムカール村

被災した4家族に寝具セットを支援、現金支援はなし。

●ドムカールバルマ村

被災した3家族に寝具セットを支援、現金支援はなし。

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