2010年8月24日 (火)
24th August: Dana service at new SNM hospital Leh and at Tibetan old aged home Choglamsar.
『DANAサービス』for SNMホスピタル& チベッタン老人ホーム inレー&チョグラムサル
(フルーツやジュース、ビスケットなどをギフトBOXにして入院患者にプレゼント)
Around 25 members of IFBYL attended this service and distributed fruits and juice to the patients.There were also many non IFBYL members who took part in this service.
およそ25人のIFBYLメンバーとメンバーではない外国人ツーリストなどの有志参加により、国営の病院SNM病院の患者にギフトBOXを100セット用意してプレゼントし、患者を励ました。
この病院は近年新しい病棟を隣の敷地に建設していた。洪水の前に新しい病棟や他の病院に重症患者を転院させていたが、重症ではない患者は洪水発生当時も、古い方の病棟に入院中であった。入院患者のうち子どもが数人亡くなったとの情報もあり、また、患者以外にも水と土砂が襲いかかってきた当時、水の進む先に逃げていってしまった人を瞬く間に飲み込んでいったという。実際、私の夫のまだ若い叔母は、一週間ほど前に初めての子どもをこの病院で出産し、村の風習で自宅に帰らず、この病院周辺で部屋を間借りして産後を送っていた。そこにこの洪水が襲い掛かってきたが、たまたま水の流れが彼女の部屋の建物を残して行った為に助かった。また彼女の夫は周辺にいて水の量や流れに異変を感じ、たまたま逃げた方向がよかったため、難を逃れたと言っていた。病院周辺など、場所別でのはっきりした被害者数などは報道されていないが、多くの命をこの病院周辺でも奪っていった。すぐ上のバススタンド周辺の建物も、ひどく崩壊している。
いまだに土砂まみれの病院には、日々現地ボランティアや外国人ツーリストのボランティアが手作業で土砂の撤去作業を手伝っている。また、建物内に入れるくらいの小さなショベルカーも出動し、院内の土砂撤去にあたっている。
今回は洪水被災者のみならず、入院している全患者にDANAサービスを提供した。一人ひとりにギフトを手渡しながら励ましの言葉を送った。中にはPTSDにより、風が吹いたり雨が降ると恐怖を覚えて逃げようとしたり、精神的にトラウマを抱えた人もいた。心理的なケア、カウンセリングもやはり重要だ。
その後、直接の被害は受けなかったが、チョグラムサルにあるチベッタン亡命者の老人ホームにもDANAサービスをしに行った。正直、身を寄せている老人たちは経済的には貧しくもある人たちで、施設の衛星状況などもさほど良いとはいえないものだったが、老人たちはくつろいで各々の生活を営んでいる感じが伝わってきた。
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