2011年3月17日木曜日

ラダックで日本の為に・・・

皆さん、ラダックでも大災害が襲った日本のことを応援しています!

日本の犠牲者を思ってキャンドルを灯す参加者たち

ラダックのおばあさんもマントラを唱えながら

婦人会のお母さんたち

地元テレビの放送局も取材にきており、婦人会の方がインタビューされていました


参加者みんなで黙祷を捧げました。

昨日3月16日の夕方、ラダックの婦人会とラダック仏教協会の共催で、日本のためのキャンドルマーチが行われました!

場所はシャンティーストゥーパという、日本山妙本寺のストゥーパとお寺でした。
正直言って、急だったこととアナウンスがあまりうまくいかなかった上に、場所がバザールでないので、参加者はそれほど多くなかったのですが、それでも日本のために集まってくれた人たちがいるのです。なんと嬉しいことでしょう!

みんなでお堂にてお祈りをした後、キャンドルを灯してマーチのはじまり。
が、ここシャンティ・ストゥーパは高台の上。つけてもつけても火が消えてしまうというハプニングはあったものの、最後にお堂の前にみんなで灯した火は、ラダックのみんなの暖かい心のようにずっと灯されていました。

最後にラダック仏教協会のゼネラル・セクレタリーの方がスピーチをされました。ニュースで見る日本の様子を説明し、多くの方が亡くなったことを知らせていたのでしょう。今は放射能汚染の危険性にもさらされていると言うとお母さんたちから、どよめきの声が上がりました。

そして黙祷を一分間ほどささげました。

私は日本の為にこれを企画してくれたこと、参加してくれたことに、今日本でがんばっている人たちに代わってどうしても感謝の気持ち表したかったので、最後に少し挨拶をさせてもらいました。日本人として一参加者として。


私は必ずラダックでも日本の大災害で犠牲になった方のご冥福を祈ってくれていること、また一日も早い復旧を願って応援してくれている、ということをネットなどを利用して伝えますと。

また、仏教協会の方が私のところに来てくれて、さらにいろいろと説明してくれました。


今、ラダックではホーリーマンスなので各地で多くの人がお祈りをしています。ついここ2.3日もレーにあるゴンパ・ソマで日本の為のお祈りをし続けていました。また、仏教協会のネットワークを使って、全ラダックの僧院で日本のためのお祈りをささげることを指示、伝達しました。

今回の大災害で犠牲になった方々の魂を慰めるため。そして、日本が一日も早く元のように戻ること。復旧が進むことを願ってと。


聞きながら胸が熱くなりました。本当に感謝の一言です。チベット仏教のラマ僧は何より、死後の魂を正しい道に先導する専門家です。どうか、この祈りが犠牲になった方の魂を一人残らず慰めてくれますように、私も願うばかりです。本当にありがとうございました。

日本のみなさん。どうかこのお祈りやエールを受けて、がんばろうではありませんか。


できるだけ多くの方にラダックからも日本を応援してくれていることを知ってもらいたいので、もしよかったらこれを被災した友達や知人の方などに伝えてあげてください。そのための転載やリンク歓迎です。

2 件のコメント:

あづ さんのコメント...

はじめまして。
昨年9月にラダックを初めて訪れた者です。

大きな被害を受けたばかりのラダックで、日本のために祈ってくれる人がいると知り、目頭が熱くなるとともに、元気をもらいました。

多くの人に知ってもらいたく、私のブログにこの記事へのリンクを貼らせていただきました。事後ですみませんがご承諾いただけたらうれしいです。

数日前に同様のコメントを投稿したのですがうまくいかなかったようなので再投稿します。重複していたらすみません。

Etsuko Ikeda さんのコメント...

あづさん

数日前にコメント頂いていたのにも関わらず、コメントが珍しくスパムに入ってしまっていたことに気がつかず返事が遅れてしまい申し訳ありません…。本日4/6付けでやっとコメント公開させて頂きました。リンク大歓迎です。ラダックの全僧院でのお祈りなど本当にありがたいことですね。私もラダックでできることをしていきたいです。