2011年3月5日土曜日

ドスモチェ in レー ①

2011年3月2日・3日、ラダックではドスモチェというお祭りが開催されました。私たちはレーでのそれを見に行きました。

その様子の前に、まず訂正しなければならないのは、何を勘違いしたのか、私は「ドスモチェで五体投地をする群れが見られる~」、とブログ内のイベントスケジュールに書いてしまいました!が、これは大間違いでした。ドスモチェではあくまで、一日目にチャムと言う僧侶による仮面の舞踊が行われ、二日目にストルマと言う小麦粉やバターを形成して作った供物を、または糸で作られた大きなストルマを火に投じる儀式が行われるのでした。大変失礼しました。。

それでは気を取り直して、ドスモチェの2日目の様子を写真でお送りします。


一日目に仮面舞踊が行われた場所。レー王宮のすぐ手前にあり、見ての通りの高さ。
ここまで子どもを抱いて来るだけで一苦労。トレッキング状態でした。
二日目も、ここでストルマ(供物)を運び出す儀式がスタート。


これがそのストルマ。僧たちによる儀式がスタート。
ドンピンシャン、ドンピンシャン、奏でられるのはいつものお祈りの調べ。

いよいよ、ここから運び出されます。

こんなお面をかぶせた大きなもの初めて見ました。

あんな高~い所から、レーのメインバザールまで降りてきました。
この時、既に私はこのスピードに着いていく為に、歩みの遅い子どもと夫を置いて、
カメラを手に一人で小走り状態。なんて母だ~!


こんなチャムの主人公を、超俗世間のバザールで見るのはちょっと不思議な気分です。

レーのバザールのはずれ、ゴミなども捨てたりしている空き地にたどり着く。
用意してあった薪の近くで行列は止まった。
上からは眺められるが、警官たちに止められ近くへは近づけない。

マントラを唱えているのでしょうか。一人の僧がストルマを薪へ次々と投げ入れる。
ちなみに、
置いてきた私の娘と夫は今頃どこに?ちょっと心配になってきた・・・。

薪とストルマに点火され、仮面舞踊(チャム)で儀式のクライマックス。
そうしていると夫から電話が入る。メインバザールにいるとのこと。
スミマセン・・・。この儀式を一人だけで楽しんでしまいました~(汗)

 さて、こうしてストルマは燃やされましたが、「ド」と言われる糸で作られた大きな「糸ストルマ」がここには来ていません。あれ・・・??

パレスから降りてきた辺りに置かれていて、これがその「ド」か~!と思いつつ、同じようにここに来ると思ったら来ないのです。
いや、置いてきた子どもと夫に申し訳なく、上記の儀式が終わるとそそくさと戻ってしまったのですが、きっとその時、別の道を通ってきたので行き違いになってしまったのでしょう。
あらら、残念でした~。

バザールに戻ると、娘は走り回っては夫を困らせて?おりました。
いやはや、申し訳なかったです~。

ちなみに、その糸ストルマのドは、その昔日本で流行った、リリアンをご存知でしょうか。
あのように、大きな台座になるものに、ぐるぐると糸を絡めた様な形状のものでした。

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